おてんきや日記
DiaryINDEX|past|will
最近、めっきり朝に弱くなってしまった。 以前は、胸を張って「朝型です」なんて言っていたけど、このごろはとても……。 目が覚めていても、体を横にしていることが楽なので、ついついそのまま横たわっているとまたふっと寝てしまっている。 早く起きれば、その分時間も有効に使えるというのに。
じゃあ、夜遅くまで頑張っているのかと言えばそうではなくて、従来どおり子供と一緒に寝てしまう。 子供を寝かせるのに、布団に入って絵本を1冊読み、お話をして、さあ寝ようとなったら、すっかり眠りモードに入ってしまう。 そのあと、子供が寝たのを見計らって起きだすなんてことは、私には絶対にできない。 というか、もうすっかり寝てしまっている。
私は、今もう、完全に昼型。(当たり前か…(^_^;)) 子供が保育園に行ったあと、9:00から4:30までは超集中モード。 自分でも驚くほど時間のたつのも忘れている。 脇目もふらず、とはこのことだと思う。 気が付くと、窓の外はもう夕方になっているという感じ。 お昼ご飯も、取りあえず腹の足しになりそうなものをさっと食べて、あとはお茶をすすりながらまた作業に入る。 あまりのんびり休憩してしまうと集中力が途切れてしまいそうなのと、保育園のお迎え時間というタイムリミットが刻々と迫ってくるので、少しでも時間が惜しい。
夕方、仕事を切り上げて保育園まで自転車で向かうときには、脳みそがふわふわしている感じがするときがある。 若いころ、これだけ集中して勉強していれば、私の人生ももう少し違っていたかもね〜。
ただ、日中は作業で目いっぱいに時間を使ってしまうので、ほかのことに手を回す時間がなかなかつくれない。 この日記も書く余裕がないし、ホームページもあれこれといじりたい個所はたくさんあるのに、手付かずのまま。 やっぱり、もう少し朝早く起きないといけなかもしれないな〜。
2004年02月14日(土) |
お母さんのおなかは高見盛 |
「うわ〜っ! お母さんのおなか、高見盛みたいになってきたねー(^_^)」
3歳の娘が、私のおなかを見てうれしそうに言いました。 「ええーーっ、ショック〜。お母さん悲しい…」 これは、結構本音です。 最近、体調が落ち着いてきたのはいいのですが、やたらと甘いものが食べたくて(いや、実際に食べていて)、このままじゃいけないよな〜と気にしていたところだったのです。
娘にとって、このせりふはきっと、すごくいい意味で言った言葉だったのでしょう。 だって、高見盛は娘が大好きなお相撲さんで、自分でもよくあのパフォーマンスをまねしていますから。 だんだん大きくなってきたお母さんのおなかは、大好きな高見盛みたい! それなのに、お母さんは悲しいって…。
娘の顔から笑顔が消えて、少しの間、私の顔を見て考えていました。 「お母さん、悲しい?」 そういうと、だんだん顔がゆがんできて、 「ごめんね、もう言わないよ…」 と、泣きそうな顔をして言いました。 なんでか分からないけど、お母さんの悲しいことを言ってごめんねって。
私は、思わず大笑いをしてしまいました。 太ることを気にしていたために、娘の純粋な気持ちを素直に受け取ってやれなかったのですね。 ただ、うれしい気持ちを表現しただけだったのです。 それにしても、何だかおかしくて笑いが止まりませんでした。 娘もそんな私を見て、訳が分からないままに何となく笑っていました。
お母さんのおなかは高見盛か〜。 出産しても高見盛って言われないようにすればいいんだな、うん。
2004年02月10日(火) |
仕事と家庭のバランス |
できれば、打診のあった仕事はすべて断りたくない。 私自身は仕事がやりたくて仕方がないのだから。
でも、その仕事が日曜や祭日のものだったとき。 夜中に受けて、朝までに納品しなくてはならないようなものだったとき。 今の私の現状では、とても厳しい。 責任を持ってやり遂げられないような条件の場合には、やりたい気持ちと裏腹に、お断りしなくてはならないこともある。
私は仕事をしているけれど、一人で生活しているわけではない。 家族がいるから。 家族の中でのバランスというものがあったりする。
家族がいるおかげで助け合って仕事ができる分、私もバランスを考えながらやらないと、うまく調和が保てない。 私一人が頑張ればできると思っていても、そのしわ寄せはきっと何かのかたちで家族にいってしまうと思う。
だから、私の置かれたこの現状で、可能な限り精一杯の仕事をこなしたい。 もっとやりたいっていう欲は限りなくあるけれど…。 在宅で仕事をすることの難しさって、こういうところにもあると思う。
2004年02月08日(日) |
ショップを構えた友人のこと |
親しくしている友人が、つい先日、東京の西荻窪という街に、紅茶とアンティークをテーマにした小さなお店をオープンさせた。 そのお店が、昨日の日経新聞の土曜版に掲載された。 その記事を見て、すぐに「おめでとう!」の電話を入れた。
彼女は、昨年まである会社で働いていた。 でも、心のどこかに「自分のお店を持ちたい」という気持ちがあったのだろうと思う。 自分で何かをやりたい、自分で何かをつくりたい。 毎日同じことの繰り返しで、それをこなしていく日々を過ごしながら、きっと彼女は心の中で、そういう思いをどんどん膨らませていたのだと思う。
「やる!」と決めてから、彼女の行動は早かった。 それは周りで見ているほうがびっくりするぐらい。 話を聞くたびにどんどん新しい展開をしていた。 また、運も良かった。 いい場所に店舗を構え、次々と内装を整え、品物を買い付けし、そういうタイミングが、待っていたかのように彼女を動かしていった。
エネルギーを持つ人のところには、おのずとエネルギーを持つ人が寄ってくるのだろうか。 店舗を構えるということについては素人の彼女を、バックアップしてくれるような人と出会うこともできた。
そして、あっという間に私の友人はショップのオーナーになってしまった。 もともととてもセンスが良くて、和骨董が趣味だった彼女。 陶芸教室の助手をやっていて、私もたくさんの作品をいただいた。 お店は、英国主体のアンティークなものを取りそろえていて、彼女が厳選した紅茶たちと一緒に、とてもきれいに並べられている。 彼女の中のセンスというか、表現したいものが、その空間に結集されているようだった。 すごいな〜、こんな力を持っていたんだ!
やりたいこと、やらなきゃいけなことが次々出てきて、とっても忙しそうだけど、すごく充実している感じ。 やっぱり、本当に「やりたい」と思っていることはやるべきなんだなと、彼女を見ていて思った。 そういう想いやパワーが、力となり運となるのかもしれない。 でも、この年齢になると、現実にはやっぱりいろいろと考えて躊躇してしまうことも多い。 それを乗り越えて自分の夢を実現させようとしている友人を、私はすごく尊敬する。
初めての確定申告をした。
昨年の1月、子供の保育園入所申請のために、税務署に開業届を提出していたので、今年の確定申告は早々に屋号入りの書類が送られてきた。 うう…。身の引き締まる思い。
細々とやっているので、まだまだ非課税の範囲。 申告を義務づけられる範囲には至らないのだけれど、今回は、お客さまから差し引かれた源泉徴収分を取り戻せるということと、保育園を継続するにあたり、確定申告書類の控えを提出しなければいけないという理由で、申告をすることになった。 開業し、金額はともかく、自分でお金の管理もする立場にあるので、こういうことも、やっていく上では必要な勉強だろうという気持ちもある。
簡単なソフトを使って、1年間の経費や売上を記帳していたので、さほど難しいことではなかった。 まあ、お金の動きも多くないので、書き込む個所も少ないし…(^_^;)。 いつまでも手元に抱えていると気になって仕方がないので、さっさと記入して郵送で提出してしまった。 初めての提出なので、もし、記入にミスがあって戻ってきたとしても、十分期間に猶予があるほうがいいと思ったし。
そうしたら、先日、もう書類が戻ってきた。 早かった! 提出して1週間も待たなかった。 ちゃんと控えの書類に税務署の印鑑が押されたもので、どうやら受理されたらしい。 おおーー! やればできるじゃない! なんか、大げさだけど、誰かに雇われているのではなく、自分だけでやってみた1年間の収支を申告したんだなーという実感がして、うれしくなった。 そして、次の申告時には、もう少し成果を上げていたいなー、という欲も出てきた。
日ごろ、収入ばかりを気にして仕事をしているわけではなく、どちらかというと、やりがいとか達成感のほうが先にあって、お金はあとから付いてくるようなものになっている。 でも、こうやって確定申告をしてみて、少し、お金を意識してみようという気になった。 なかなか伴わないとは思うけど、少しだけ…。
今日から2月。
テープ起こしオンライン講座の講師である谷頭千澄さんが、先日第4子を出産されたとの情報が、MLで流れました。 谷頭先生は、尊敬するテープライターのお一人。 私にとっては、テープ起こしの世界に導いてくださった恩師でもあります。 本当に心よりお祝いを申し上げます。
私自身、実はあと3カ月後に出産を控えています。 谷頭先生とは、私のおなかが5カ月目のころにある忘年会でお会いしました。 そのとき既に谷頭先生のおなかは9カ月目を迎えていて、小さなお体に大きなおなかがとても重そう。 それでも電車に乗って新宿まで出てこられたなんて、本当に驚いてしまうと同時に「さすが!」という感じでした。
私はテープ起こしの仕事を始めて約1年。 今、すごく仕事が面白くなっています。 やむを得ないとはいえ、ここでブランクを空けてしまうことにすごく不安があります。 どのくらいで復帰できるんだろう? また仕事をいただくことができるのかしら?
谷頭先生の出産は、私にとって大変な励ましになりました。 私なんかとは比べものにならないほどの責任のあるお仕事を抱えられ、それでも出産を経てまた復帰される。 同じペースではとても無理ですが、そういう方が前を歩いてくださっているというだけで、どんなに心強いことでしょう。
月日がたってしまえば、出産・育児の時期というのはほんの短い時間に感じられる日が来るのかもしれません。 でも今、1日1日がとても貴重に思えてならないのも事実です。 だんだん出産が近づくにつれ、自分の中での心の準備をしなくてはいけないと思うようになっています。 必ずまた復帰して、今以上に充実した仕事をしていきたい。 生まれてくる赤ちゃん、そして家族との時間もかけがえなのない大切なもの。 自分の中でうまくバランスをとれるように、心の準備が必要です。
谷頭先生がとうとう出産し、おこがましいですが次は自分の番が来るんだという気持ちになっています。 緊張と不安と……、うまく表現できない気持ち。
|