今日恵比寿にある日仏会館でフランス音楽詩集という演奏会があり、行ってきました。クラヴサンとバロックダンスというプログラム。ずっとバロックダンスを見てみたいと思っていた私は、この演奏会を知って飛びついたのでした。 以前からメヌエット・ガヴォット・サラバンド・・・・一体どんな踊りなんだろうと思いながらピアノを弾いていた私。想像しても民俗的な踊りばかりが浮かんできてしまい、宮廷舞踏が思い浮かばない・・・。ネットで「舞踏」というキーワードを使い検索しても、宮廷舞踏についてあるサイトに辿りつかず・・・・。民俗舞踏はたくさんあるんですけどね。でも、なんとか資料として本を一冊見つけることができたんです。結局それだけで、一度見てみたいという私の願いは頓挫していたのでした。
そんなとき、雑誌にバロックダンスのビデオ発売の文字が!!もちろん早速購入しましたよ!この時代の宮廷舞踏をバロックダンスというのだなんてことすら知らなかった・・・・。(このビデオについては、資料館にアップする予定でいます。)そして、ビデオが手に入るぞっと嬉々としていた矢先に、この演奏会へのお誘いが!!もう行くしかないでしょぉ〜〜〜
日仏会館のホールはとても狭く、クラブサンの演奏を聴くには調度よい広さでした。以前聴いたのは、トン・コープマンの協奏曲で、しかも大きなホールだったので、今回は音そのものを堪能することができました。それにしても・・きっとチェンバロも発達しているんですね。 トン・コープマンのときも今回のチェンバロも、とても大きかった。昔はもっと小さくて、これほど音は響かなかったのだろうなぁ、などと想像しながら聴いたのでした。
ダンスで面白かったのが、スペインのフォリア(ダングルベール作曲)です。両手にカスタネットを持って、タンタカタカタカタカと複雑なリズムを叩きながらの踊りです。こんなに激しい踊りが宮廷舞踏にあったのだなぁと驚きました。ビデオを見ても思ったけれど、宮廷舞踏って、舞踏教師なる職業があったほどに難しいですよ。ステップなど複雑で・・・。
今回の演奏会は、ほとんどがチェンバロの演奏。ダンスがほんの数曲・・・・もっともっと見たかったっ。またこういう機会を見つけて行こうと思ったのでした。
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