想い出の樹

2003年10月17日(金) 発達障害児たちの優しさ

最近風邪をひいてしまった私。
レッスン中咳き込むこともしばしば。
生徒のみんなには「帰ったら絶対に手洗いうがいをしてね。」と念を押す・・・。
生徒みんな優しくて、「大丈夫?」などと声をかけてくれますが、
風邪をひくたびに感じるのが発達障害の子たちの優しさです。

私がコンコン咳をすると、
ダウン症のSちゃんが、私の背中をトントンと叩いてくれました。
あまりの暖かさにびっくりする私。(本当にじぃ〜んとしました。)
ちょっぴり私の顔を心配そうな表情でのぞきこみながら、
ちっちゃなお手手でトントントン。

先日レッスン中に寒くなってきてしまったので、
カーディガンを着込もうとしていたとき。
発達障害のかっちゃん。「大丈夫?寒いの?風邪なの?」
といいながら、カーディガンのボタンをひとつづつはめてくれました。
あんまり嬉しかったので、着せてもらっちゃいました。(笑)

みんな、私の顔をのぞきこみながら、
心配そうに、暖かな優しい表情で「大丈夫?」と言ってきてくれます。
他の子たちも、もちろん優しく心配してくれるのです。
でも、発達障害の子たちのそれは、本当に・・・なんというか・・・・。
胸がじぃ〜〜んとするような仕草をするんですよね。

この子たちの暖かさに接することができて、本当に幸せ。
自然と顔がやさしくほころびます。
ん〜、心ぬくぬく気持ちよい♪


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中嶋 [HOMEPAGE]

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