常々音楽的なスケールを弾きたいと思いつづけている私。 でも、なかなかそうはいかない・・・。 音の粒をそろえるとか、全体の流れとか、そればかりに気をとられる。 スケールを音楽的に演奏するってどういうこと? きっとそれが本当のところわかっていなかったのだと思う。 「いなかった」というのは、音楽的なスケールとはどういうものなのか、 今日気づいたからデス。(自爆)
のぼりをクレッシェンドで、くだりをデクレッシェンドで、 全体をなめらかに・・・なぁんて、そればっかりに捕らわれていました。 それは重要なことなのだけど、 それだけでスケールを音楽的に演奏できるかというと、 それは違うのだ・・・と今日「具体的に」気づいたのです。
それぞれの調には、それぞれの雰囲気があるわけで、 それをどう「表現」するか・・・ということなんですよね。 (あぁ、ほんと今更だけど。(^-^;A )
短調などは、表現するのがとても楽しい! 和声的短音階の増音程も面白いし、 旋律的短音階ののぼりとくだりの変化なども面白い。 今まで当たり前のように弾いていたけれど、 これがこれほど面白いと感じたのは今日が初めて。 あぁ〜、本当に今更なんですよねぇ〜。はぁっ
一体今まで私はスケールのなにを見てきたというのか。 スケールになにを感じてきたというのか・・・。 音を羅列してただけ・・・。 聴いた感じ、乱暴でなく美しく弾けているかどうか、 それだけでスケールを演奏してた。
スケールが面白い。 それを感じるのは、スケールを表現しようと思えるから。 きっと、今まで美しくきれいに弾こうとばかり思って、 「表現しよう」とは思っていなかったのですね。 音楽的にスケールを弾くということは、 ただ美しく弾くのではなく「表現」がそこになければならない。 今日はその当たり前のことに気づいた一日だったのでありました。(^-^;A
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