今日は生徒に誘われていた小学校の音楽会へ出かけてきました。 午前中だというのに、もう今日の日記です。(笑)
とても小さな小学校なので、1学年1クラス〜2クラス。 誘ってくれた6年生の女の子は1クラスの学年。 先生は、この学年の子どもたちに、 自由にグループを組んでもらい(一人でもいいとおっしゃったそう)、 自由に曲目を決めさせて、主体的に演奏会に参加させたようです。
木琴、鉄琴、キーボード、ピアノ、リコーダーなどなど。 人数がバラバラなら、構成もいろいろ。 中にはいまどきの「かったるぅ〜」といった子もいましたが、 ほとんどの子は、とても楽しそうに真剣に演奏に取り組んでいました。
誘ってくれた生徒も、前からこの企画を楽しみにしており、 お母さまの話では、とても夢中になって取り組んでいたようです。 グループでやることの難しさも経験したとのこと。 ピアノ教室では、体験できない音楽を体験してくれたかなぁ〜 なんて思うと、とても嬉しく思います。
この音楽の先生のアイディアですばらしいなぁと思ったのは、 全学年を通してひとつの曲をやっているということです。 必ず1曲同じ曲をやっているのです。 今日は、ルパン3世の曲を音楽会最後に全員で合奏してくれました。 これが気持ちよい!!!
この音楽会は6年生が中心になっている音楽会で、 それ以外には5年生の演奏があっただけなのですが、 聴きにきただけの他学年の子も一緒に最後は合奏です。 大人数になるので、すごい迫力。 いつも自分のクラスだけで演奏している子どもたちにとって、 この全員がかもし出すエネルギーを感じて演奏するのは、 それはそれは気持ちのよいことだろうなぁと思います。
音楽会の曲目で、演奏に合わせてみんなが歌いだす・・・ なんて瞬間もありました。 自然に音楽を楽しんでいる様子は、 見ていてとても気持ちよく、 学校音楽の重要性とすばらしさを体感することができたのでした。
ピアノを習っていようが習っていまいが、 こんな風に音楽することを楽しめるって、 本当に素敵なことだなぁと思います。
それにしても、この音楽の先生はすごい!! この先生のエネルギーと指導力に大きな感銘を受けました。
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