| 2002年11月20日(水) |
北海道果樹生産振興協議会 |
今日は1日、札幌で会議です。題目の会議ですが、内容的には消費者への北海道果樹のPR会みたいになってしまいました。そこで、まだまだイエスクリーンというのが認知度が低いというのも分かりましたし、イエスクリーンの位置づけも必要だと感じました。イエスクリーンでなくても農薬の使用基準さえ守っていれば間違えなく出来た作物は安全です。ではイエスクリーンはなにかと聞かれれば、それは生産者活動だと。地域環境保全活動であると。農薬をかけることは環境に対して大きな負担になります。食べる人間よりも畑や生産者の方に害をもたらす可能性が大きいのです。僕らは職場である畑をもっと守らなければならない、その方向性がイエスクリーンであると思います。じゃあ無農薬無化学肥料にしたらいいじゃない!といわれるかもしれないけど、いまの技術でできる作目と出来ない作目があります。無農薬無化学肥料であるけども虫の入っているリンゴはたべないでしょ。無農薬無化学肥料で1こ1000円もするリンゴはかわないでしょ。その環境に対する配慮と消費者に対する配慮の折り合い地点がいまのイエスクリーンの位置ではないかと考えています。
|