MIKI.PRUNEの方丈日記
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2003年08月10日(日) never、never give up !

 今日、オグ・マンディーノ著「12番目の天使」を読み終わる。

 最愛の妻と子供を事故でなくし、生きる望みを失った主人公
ジョン・ハーディングは、親友ビル・ウェストの頼みでリトル
リーグ、エンジェルズの監督を務めることになる。
 そのチームに、亡くなった息子リックに似たティモシー・
ノーブルが12番目の選手として入ってくる。
 ティモシーは、あまり野球をしたことがなく下手なのだが
頑張り屋さんで、しかも、チームのために「みんな、絶対に
あきらめるなよ!」と声援をおくる。
 この小さな頑張り屋さんに、監督のジョンはいろいろと
アドバイスしたり、息子のグローブや自転車を贈る。
ジョンにとっては、ティモシーの頑張りが自分の励みとなり、
そして、生きがいとなったのだ。
 ティモシーは、守備では段々と上達してくるが、バッティングは
ノー・ヒットが続く。やがて、リーグ戦最終試合の優勝決定戦。
1点ビハインドで迎え、ノーアウト3塁の場面で打席にたった
ティモシーは、同点のタイムリーを放ちチームの優勝に貢献する。

 それから、数ヶ月後、このティモシーも脳腫瘍で死んでしまうが、
主人公ジョンは、病床のティモシーの所へ何度も足を運ぶ。
それは、ジョンに希望と勇気を持たせてくれたお礼でもあった。

 人間は何かを励みとし、また、支えとして生きている。
 そして、 「絶対、絶対、あきらめない」
       never、never give up !
 辛いとき、挫けそうなときに大切にしたい言葉です。
 「12番目の天使」は感動した1冊でした。


  今日の一首

  辛いとき 挫けそうな時 口ずさむ 元気になれる 天使の言葉 

  ありがとう 優しい思い 絶やさずに 
                明日に向かい 生きて行こうよ 
 
 
 

 


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