MIKI.PRUNEの方丈日記
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2003年10月17日(金) 不良少年の夢

 これは、北星学園余市高等学校教諭義家弘介(よしいえひろゆき)さんの
自伝記です。本人は、中学の時から不良と呼ばれるようになり、高校から
退学処分を受け、家族からも絶縁、里親に出されてしまう。
 過疎化に悩み、学校の存続のため全国から中退者を受け入れる北星学園
余市高等学校に進学。そこでも、いろいろな出来事を起こすが、素晴らしい
先生に出会い、やがて、自分の生きる道を見つける。
 大学で、弁護士を目指すが交通事故を起こし、生死をさまよっている時に
かつての恩師がやって来てくれて、「あなたはわたしの夢だから。だから
死なないで。」という言葉で自分も教師になろうと決意する。
そして、念願の夢をかなえて、今、母校で教師をしている人の物語です。

人はあきらめてはいけない。夢を持ちつづければきっと道はひらかれる。
いろいろな挫折が人生にはつきもの。成功ばかりではないが、夢だけは
持ち続けようとするわたしにとって、いい本に出会った。
続けて「ヤンキー母校に生きる」を読もう。

 今日の一首

  さまざまな 生き方がある 人生も  夢を持つこと 忘れてならん 


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