見えているのが怖くて 手で覆ってみたのだけれど それじゃ 何もできなくて とりあえず 黒い布で瞳を覆う
痛いのが辛くて 叫んでしまいそうになるけれど この現実では それはカッコ悪くて そっと扉を閉める
弱虫で 卑怯なボクは ボクが ボク『だけ』が可愛くて仕方ないボクは とても残酷で 酷い生き物かもしれない
ボクにとって大切なものは 本当は『ボク』だけで それはとても 冷たくて 哀しいことかもしれない
だけど 止められない心は どんどん どんどん 『ボク』だけを虜にして 「周囲」という名の幸せを壊していく
こんなになるなら やっぱり やっぱり・・・
暖かいことは 辛くて 難しいんだ・・・
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