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■ 背中から台風に捕まるのはくじらだから。
台風がわたしを追ってくる。 背中から、捕らえられる。 逃れられない。
夜の闇が濃度を増して、わたしはこの街を泳いでいるけど、 それはすべてを飲み込んでしまうのだから。
何故?
日本の国会が郵便ポストの数について 真剣に議論しているとき、 「グローバルスタンダード」の狂気が アフガニスタンで「価値の低い」生命を奪い、 この地球で同じ過ちは否応無しに繰り返される。 わたしはおんなじ道を、おんなじ間違いに陥りながら 何度も何度でも通り過ぎる。
背中から捕まえてくれればいい。
開発とは、誰のためなのか。
2002年07月16日(火)
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