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■ コーヒー・ルンバの記憶。
じつに「はれんち」だったんだわ、あのとき。 あの魅惑的なメロディ。 それが実は大好きだったことを思いだした。
幼稚園のころ住んでいたあの街。 くすのき幼稚園の「おゆうぎかい」の出し物が、 その「コーヒー・ルンバ」だったことは、はっきり覚えている。 真っ赤なビキニと、葉っぱを模した緑色の小さなパレオ。 ちっちゃな女のコたちがリズムに合わせてはだしで踊ってた。 もちろん、当時5歳だったわたしもだ。
夕べ、OL時代(?)に同時通訳の機材などでお世話になっていた 会社さんがカフェをかねたイベントスペースを開業するということで、 プレオープニングのライブにうかがった。 和やかなムードで温かくにぎわうなか、アルパデュオの演奏が行われる。 アルパとは、パラグアイあたりの大きくうつくしい竪琴だ。
コーヒー・ルンバはその中の一曲だったけれど、 甘くて深い琥珀色の想い出とともに、わたしのなかに届いた。
ベネズエラのホセ・マンソ・ペローニというひとが作曲したらしい。 たくさんのひとが歌い、またアルパでの演奏もされている じつにうつくしく、心地よく響く旋律。 踊りたい…。
手作りカフェの温かさが、みんなの笑顔を誘うなかで、 時を忘れてワインを呑んで、おしゃべりした。 ひとびとの集う場所。 ホストの人柄が、またやわらかい空気をつくる。
それにしても、劇的においしいサンドイッチであった。
カフェ・ニーシュ http://www.neesh.co.jp/cafetop/cafetop.htm
2003年11月17日(月)
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