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■ 逃避で、自分にフォーカスする。
晴れた空を見ていたら、急に実家に帰ろうと思い立った。
一日だけ、両親と過ごした。他愛もないお話をして。
やることがあまりにも山積みで、現実逃避なのだけれども、なんとなくその「逃避」をすることで、逆に自分自身へのフォーカスが定まってくるような感覚を覚えた。
なんだろう。
時の流れ。何年か前の自分の気配とか、街の明かりとか。知らない街に暮らしたいということとか。
新しい香水のエキゾチックな香りも手伝って、地球のどこの位置に自分がいるのかとか、別の国に暮らす自分のこととか、ともかくそういう「場所」のことを考えた。
なんだろう。
どこか遠くに行くとき、きっと、いつもわたしは自分自身にフォーカスされる。生きるということが。
だから、自分ひとりだけで自分の人生を生きる。どこか、遠い国に行きながら。
あまり自分でもよくわかっていないのだけれども、日常に埋もれていた自分は、今日一日で大切なものを思い出したような気がする。
2009年09月13日(日)
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