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■ 八百コーヒー店。
初めて八百コーヒー店に行ったのは、 大好きなお祖父ちゃんが亡くなった日だった。
閉店10分前に、涙目に灯りが映ったので、 いつも入ろうと思って入っていなかったお店の扉を開けた。
温かいオーナーさんが笑顔で迎えてくれて、 わたしはどれだけ癒されたろう。
そのとき展示販売されていたのがオレンジくん。 あれから一緒に暮らしている。
たったひとりで過ごしたわたしのお誕生日の、数日後のことだった。
今日、通りがかったら、常連のミュージシャンさんの アコースティックライブ。
お誕生日なのだそうだ。
32歳。みんなに祝福されている。
去年の12月、独りぼっちで迎えたわたしの32歳の誕生日・・・とえらい違いだなぁ。 なんて思いつつ。
まったく何にも関係ないのだけれど、明るく楽しい歌で涙が出てきた。 遠い世界に旅立ったみたいな感覚になった。 何だかこの店は、何かどこかの遠い世界とつながっている。
ライブが終わって、皆が歓談するなかを、だまって出てきた。
そして、文字を綴るわけだ。
2009年09月15日(火)
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