無責任賛歌
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| 2002年04月08日(月) |
ゲイは身を助く/『光の島』2巻(尾瀬あきら)ほか |
この日記ではできるだけ妻の恥を晒さないように気をつけている私である。 ……誰だ、「ウソつき」と言っているのは。 ジマンじゃないが、ウソとボウズのアタマとドロナワとはゆったことがないぞ。 でも、恥をしのんでここに暴露してしまおう。私は今、妻の暴挙に対して憤りを感じているからだ。
妻は自分の衣服に関しては実に無頓着である。 いや、飾らないとか素のままというレベルではない。 おシャレをしないどころか、そういうのを一切ムダ、と考えてるフシがある。 その結果どうなるか。 服を買うのがもったいなくて買わなくなる。 それも下着もだ。 だって、下着は必要でしょ? そう仰る方もおられよう。 その通りだ。 いかなしげとて、下着は身につけねばならない。 しかししげは殆ど下着を買わない。 ではどうするか。
私の下着を身につけているのである。
ああ、ついに言ってしまった。 これだけはいくらなんでも日記に書いちゃうと、しげが恥ずかしかろうと、今まで秘匿していたというのに(でも実は書いてて忘れてたりしてな)。 けれど、もう、私には我慢の限界なのである。 しげには何度も言った。 「オレの着るなよ。オレが着るのがなくなるだろ?」 しかししげは無視しまくって私のシャツを着ている。 「だって楽なんだもん」
じゃあ、なぜ下まで履く。
しかも、同じシャツを何日も着続ける。 その結果どうなるか。 実はしげは巨乳である。 爆乳と言ってもいい。 小池栄子かMEGUMI並にはあるであろう。 なんたってバストがいちめーとるあるのだ。誰かが聞いたら激怒するであろう。 そいつが私のシャツを着続けたらどうなるか。
そう、伸びるのである。 胸のところが、ダランと。 そういうシャツが、今、ウチではどんどん量産されているのだ。 ……そんなんなったの、二度と着れるか! オレの着られるシャツまで減らすな!
「アブトロニック」買うカネあったら、下着買え。
さて、そのしげは今日、『WX�掘戮鮓�に行ったらしい。 「どうだった?」と感想を聞いたら、「まあまあ」。 基本的にしげは「キャラ萌え」タイプの人間だからなあ。「こいつが好き」ってキャラがいなかったのかも。 しげが好きな後藤隊長も今回は精細を欠いてるし(もちろんそれが脚本の意図なんだが)。 人物もそうだが、私に興味があるのは、ドラマやディテールだったりするので、「秦が手を離すところとか、よくなかった?」と聞いてみる。 「手が滑っただけじゃん」 と言うので、「その前のとこだよ、一回、冴子の手を離すじゃんか」と言うと、「アンタもオレを捨てるんでしょ」と恨みがましい目で私を見る。 ……脱力するなあ(-_-;)。 あんなあ、わしゃ別にオマエの手を離したわけじゃないぞ。 シチュエーションの全く違う架空の話を現実にムリヤリ当てはめて怒るなよ、それが「被害妄想」ってんだ。
映画本編に「2ちゃんねる」が登場するので、久しぶりに『WX�掘戮良照修呂い�がなものか、とアニメ版を覗いてみる。 予想通り賛否両論でよろしい。 肯定派も否定派も、どこか視点が偏ってるというか、まさに盲人が象を触るがごとき批評、感想、賛美に罵詈雑言である。 今更、2ちゃんねらーたちのトンチンカンぶりをあげつらっても仕方なくはあるのだけれど、何十人何百人という人間が書きこみしていて、ただ一人として、脚本とり・みき、総監督高山文彦の名前を挙げて批評しているものがないというのはどうしたわけかね(^o^)。 出渕さん自身が「この二人に映画を作らせることが目的だった」と言ってるのにねえ。 「2ちゃんねら〜だから仕方ねえよ」ということではなくて、ニフティの映画版などでも「説明不足で分らん」という声は多い。昨日も書いたが、そりゃ映画を見るチカラが本人にないだけなんだがなあ。それは決して「とり・みきが脚本に不慣れ」なわけではないのだ。 でも、そのあたりの感想が出ることは予想範囲内だったのだけれども、「横溝ミステリのようだった」なんて感想にはさすがにコケたな(^_^;)。 しかも賛同者いるし。 それを言うなら「松本清張」だろう。水上勉だったらまだギリギリ理解はできるが、どこに横溝? つまりはミステリにおける本格と社会派の違いも分らないくらい、基礎教養に欠けてる連中がネットにゃもうゴマンといるってことなのだ。 「知識がなくても語るべきだ」ってのは私の持論ではあるが、かといって私ゃ普段でもそういう連中とばかり仕事してるのだ。わざわざ2ちゃんねるに行ってまでそいつらと論争する気力・体力はないのよ。知り合いで不毛な論争に巻き込まれて果てちゃった人もいるし(^_^;)。 けれど、私は「2ちゃんねる」を決して否定しているわけではない。たとえどんなにアホな意見、あるいは差別的な意見が書き込まれる場所であろうと、「論争の場」が否定されていいはずはない。 それに、「今や批評という行為自体が成り立たなくなっている」という小林信彦の言を証明するものとして、あの「2ちゃんねる」は機能している。 これから先、人が新たな批評の形を模索するとしたら、やはり「2ちゃんねる」という「俗」のエネルギーを内包したものでなければならないのではないか。 ……まあ、そういう固っくるしいことは抜きにしてもね、ヒットはもともと見込めない映画だから、どんなかたちででも話題になって、DVDが出たら買ってやろう、というファンが増えてくれた方がいいってこと。
仕事帰りにマルキョウで買い物。 果物程度しか買わないつもりだったが、ついつい冷食なんかを買い込む。 案の定、しげが私の冷食を勝手に食いつくしてたので、補充せざるを得なくなったのである。 串カツを買って、しげにやるが、「タマネギばかりだ」「油が濃い」と文句を垂れて私に返す。食ってみるが、別にべとべとした感じはない。コロモがぱらぱら落ちるくらいだから、カラリと焼けあがっているほうだ。揚げ立てじゃないから油っこいように感じるだけで、だったらウチに帰って電子レンジにかければいいのだ。 そういう手間を惜しんで食欲に負けて食いものに食らいつくからかえって損をする。所詮は身から出たサビってことなんだよなあ。
帰宅してメールを開くと、ヘンなメールが。 いや、ただの宣伝メールなんだけど、以下のようなもの。
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……(・・;)。 なぜにこんなものが私のところに? 無作為に送ってるんだろうなあ、とは思うが、知り合いが誰一人存在を知らなくて、私だけがターゲットにされてるんだったらヤだな。 わしゃそのケは全くないぞ。 めんどくさいものが来たなあ、さっさと削除しちまおう、と思ったが、その下にあった「ゲイ占い」をふと見て、脱力。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◆今週のゲイ占い◆◇
おひつじ座 :最近始めたオ○ニー日記。母親にみられて赤ペンされてた。
おうし座 :仕事の上司に告白!親父度87%タイプだ!!
ふたご座 :二丁目デビュー。声をかけてきたのは槙原●之だった!!
かに座 :あだ名が「むねお」になる
しし座 :ゲイ専用の裏ビデオ入手!やっぱり外人のはぺ●スは大きい!!
おとめ座 :「前世の頃の友人」と名乗る人が話し掛けてくる
てんびん座 :スポーツジムで筋肉観賞してたらナンパされた!
さそり座 :ヤフオクで(「童貞」売ります)を発見!!
いて座 :T●S深夜番組「ワンダフルボーイ」〜男と男の水着大会!〜 思わずイってしまう
やぎ座 :同窓会にきた友達が女になってた
みずがめ座 :花粉症でち●こがむずむず
うお座 :アントニオ●木に張り手をくらう
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……バカだなあ。とことんバカだ(^o^)。 よくわからんのがかに座の「むねお」。あの人ゲイなの? 花粉症ってあそこまでムズムズするものなの? アントニオ猪木に張り手を食らうのは嬉しいのかツライのか。 うーむ、ゲイの世界は奥が深い(^_^;)。 けれど、こういう明るいゲイはいいよな。 こっちに迫られるといやだけれども。
……こういうの、とっても喜びそうな人に心当たりがあるので、その人のサイトのBBSに紹介する。 レスがつくのが楽しみだ♪
マンガ、尾瀬あきら『光の島』2巻(小学館/ビッグコミックス・530円)。 過疎に悩む沖縄・唄美島に呼ばれてきた少年、光くんの物語第2弾。 現実にもあったことなんだろうけれど、相当脚色もあるんじゃないかな。ともかく、トラブルが都合よく起きすぎるから(^_^;)。 爺ちゃんが病気になっても緊急ヘリは来ないわ、謎の男が島に住みつくわ、祭りは台風で中止になるわ、せっかく友達になった由美ちゃんは島を出ることが決まるわ、お母さんは光と離れ離れでちょっと心を病んで来るわ、いくらドラマを盛り上げるためだからって、ここまでテンコ盛りにすることはなかろう。 これじゃかえって読者、「島の生活はどうしようもない」と思っちゃうんじゃないか。少なくとも私は「そんな島、さっさと捨てちまえ」と思うようになって来たぞ、だんだん。 テーマは確かに重いんだけど、こうもムリヤリ感が強いと、それをどの程度真剣に考えてマンガ描いてるか疑問になるんだよな。 でも、由美ちゃんかわいいから、このまま転校しないでほしいなあ(お前こそ何を見てるか)。
マンガ、石ノ森章太郎原作、MEIMU漫画『キカイダー02』4巻(角川書店・567円)。 あ、瘋癲和尚死んじゃった。 原作じゃ、最後はどこへ行ったかわかんなくなってるキャラだったから、一応キャラにキチンと始末をつけて行こうって感じで描いてるのかな、MEIMUさん。 ああ、しかし「巨大01」っていったい……。シルバー仮面ジャイアントを思い浮かべちゃったのは私だけか?(^_^;) しかも設定、殆ど巨神兵だし。 原作を発展させるのはいいんだけど、それがどこかで見たようなものになっちゃ、しゃあねえんじゃないのかね。
2001年04月08日(日) デイ・アフター/『漫画 巷説百物語』(京極夏彦・森野達弥)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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