無責任賛歌
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|藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2002年12月08日(日) 頑張れ爆走��/変わるわよ♪……何が?/DVD『WX�掘ゝ‘扱抻.僖肇譽ぅ弌治魁�

 晴れて「ゴジラ女優」の仲間入りを果たした釈由美子、釈由美子、高橋ツトム原作のマンガ『スカイハイ』(未読だけど面白いのかな?)のドラマ化(テレビ朝日系1月17日午後11:15よりスタート)でも主演を張ることになったそうだが、そのときのコメントが振るっている。
 「私自身も霊感が人より少し強い。この台本を読んでいると、そばに(霊が)いるんですよ。興味があるのか、応援してくれているのか…」。
 天然なのか、そういうキャラとして売ろうとしてるのか判然としないが、こういうキャラは役者として大切にしていってもらいたいものだ。いや、マジで「神懸り」的な人って、伸びるんだわ。もともと「演技」ってもの自体が「神降ろし」から始まってるからね。大竹しのぶや荻野目慶子を見よってなもんで。もっともトシ食ってホントにアチラの世界に行っちゃうと、それはそれで困るんだけどね。


 えーっと、私もうそろそろオトコとしては枯れてきてるんで、若い女の子になんか興味ないんですが、セクシー巨乳軍団「R.C.T」ってのがいるそうですね。でもって、セガのイメージキャラクターになってチチの谷間をブリブリ見せてることなんて全然知らないんだけれども、巨乳アイドルのMEGUMIってのもいるんだそうですね。その二者が合体した写真集『キューティーハニー with MEGUMI〜女神計画〜』ってのが発売されたそうなんです。
 このR.C.T(森ひろこ、根本はるみ、小林恵美、北川友美、五十嵐結花)とMEGUMIが、キューティーハニーの七変化をコスプレするっていうんですけどね、それが「ポリス、ナース、スッチー、チャイナドレスほか」だって言うんですよ。
 でも永井豪の旧アニメをご存知の方ならおわかりだと思うんですが、キューティーハニーの七変化って、基本は以下の通りなんですよ。
 1.キューティーハニー(愛の戦士)
 2.如月ハニー(女子高生)
 3.ハリケーンハニー(レーサー)
 4.ミスティーハニー(シンガー)
 5.フラッシュハニー(フリーカメラマン)
 6.ファンシーハニー(デザイナー&モデル)
 7.アイドルハニー(国際線スチュワーデス)
 スッチーはいるけど、ポリスとかナースとかチャイナドレスはどこに? いや、七変化と言いつつハニーはいろんなのに変身してましたからね(エンゼルハニーとかコンバットハニーとか)、もしかしたらポリスとかにもなってたかもしれませんけど、コスプレ写真集を出そうってのにベースを押さえてないってのはどうもねえ……。
 いったいどの程度原作に忠実なコスプレになってるのか、永井豪ファンとしては気になってしかたがないんです。でも購入したりしたら、またしげが巨乳のねーちゃん目当てで買ったに違いないとか、私にあらぬ疑いをかけてくると思うんですね。もちろん私は妻にメロメロのベタボレなので、そんな写真集の女になんか興味は全く無くって、あくまで純粋に永井豪ファンとしてそれを見たいだけなんですけれど、しげの誤解を招くのがイヤでこっそり買ったりして、もし見つかったりしたら、やっぱり心のどこかにやましいところがあるんじゃないかって勘繰られると思うんですね。そんないやらしい気持ちは全然ないんですけれども。
 ですから、この世のどこかにとっても奇特な方がいて、「よしよし、それじゃあ、それをプレゼントしてあげよう」って人がいたら、これはさすがにしげも捨てたりなんかできないと思うんですが、いかにセチガライ世の中とは言え、まだまだ人と人との絆というか、義理と人情は消え去ってはいないと思うんです。もちろん匿名でこっそり送ってくださる人を募るような、そんなセコイまねはしようとも思ってませんので、私はただただ自分の運命を信じるのみなんですが、クリスマスも近いし、ちょっとくらいサンタさんに祈ってもバチは当たらないと思うんですが、いかがでしょうか。


 朝から『ハリケンジャー』『龍騎』『どれみ』ほか、アニメ・特撮三昧。
 もうどの話も最終回に近いなあ。でも漫然と見てるので、どこがどう盛りあがっているのかよくわからない。朝方はやはり脳細胞がよく働いていないのである。 
 『新婚さんいらっしゃい』を見てたら、夫が19歳、妻が17歳、一児ありという夫婦が出てくる。話はからっペたなんで面白くもなんともないのだが、桂三枝の聞き出し方もどうしょうもないくらいヘタで見るに耐えない。姿勢もハスに構えてて「こんなやつとマトモに会話できるか」という傲慢な態度がミエミエ、これが何十年もトークショーをしてきた芸人の取る態度か、と思うといささか呆れる。
 だいたい、この人は落語もトークも全然上達しないまま固まってるので、どうして人気が出たのか、私には未だによく分らないのである。本当に「オヨヨ」と「いらっしゃ〜い」の一発ギャグだけで凌いできたんじゃないかとすら思える。
 でも関西じゃ重鎮なんだろうなあ。こういうののさばらせとくと、関西の芸そのものが一段低く見られちゃうと思うけど、それでいいのか関西芸人の諸君。


 アニメ『ONE PIECE』第136話「ヤギの島のゼニィと山の中の海賊船!」。
 思い出したように見た感想書いてるけど、オリジナル編に入るとやっぱりつまらない。原作付きでもつまらないんだからそれも仕方ないかもしれないが、原作の味わいを出そうとして、無理やりルーティーンなギャグ(しょっちゅう騙されるチョッパーとか)を入れるのはもういい加減でやめたらどうか。マンガとアニメは別物なんだから、原作以上におもしろい展開にしたってバチは当たらんと思うんだけどね、それに触発されて原作の方も少しはドラマらしくなってくれれば言うことなしだし。


 『笑う犬の情熱』、ベッキーの「浜崎テンコー」ネタが笑える。
 まだ18だって言うけれど、ナンちゃんとの掛け合いの間がいいのだ。この子、コメディエンヌの才能があるんじゃないか。見る目のあるディレクターがきちんと使えばいずれ森光子レベルにまで行けるんじゃないかという期待すらしてしまう(若い人にはこの例えよくわかんないだろうが、ムチャクチャ誉めてるのである)。


 DVD『WX�掘ゝ‘扱抻.僖肇譽ぅ弌治魁戞▲灰瓮鵐織蝓爾鯤垢�ながら鑑賞。二種類あるうちの、出渕裕、とり・みき、ゆうきまさみの三者の対談を選択。
 映画の感想自体は以前に書いたけれど、やはり前半のディテールを積み重ねた描写の上手さには唸らされる。元の脚本はとりさんの話によれば相当監督によって書き変えられたそうで、冒頭、秦が野球試合でピッチャーをしているシーンも高山文彦監督の創案だとか。
 初めから刑事だとは気付かれないようにした演出だと言うが、なるほど細かい。まず、主人公に感情移入させる方法としては基本であろう。もっとも最近の若い人の鈍い感受性では、これらの細かい演出がどの程度効果を奏するか、疑問ではあるが。マイナス点はせっかくのその演出が、ゆうきまさみの亡羊としたキャラデザインによって消されちゃってることだが。
 やっぱりどうしたって、視点は杖をついてる久住の方に行ってしまうのである。とりさん、ハッキリと「久住が杖をついてる理由を語るつもりはなかった」と言明。やっぱりねえ。創り手の意図がちゃんとこちらに伝わった時の快感は、これを味わったものにしかわからぬものだろう。本作を「説明不足」と捉えた観客は結構いたようだが、わっかりやすいテレビドラマに馴らされちゃって、鈍感になってんだろうね。
 それは所詮は個人個人の感受性の問題だから、どうにもならないことなんだけれど、「その作品が理解できない=駄作である」という短絡的な思考を持つのはやめようよ。自分のほうがアホって場合も多いんだからさ。
 もっとも、ディテールにこだわってると言っても、意味ないものもやっぱりある。「図書館のシーンが出てくるのは『ガス人間第1号』」だそうだが、そんなんオタク以外にわかるかっ! で、わかったところで何の意味もない(^_^;)。楽屋落ちにだって芸はいるんだから、あまり80年代的なパロディ感覚を引きずって脚本書いたってなあ、と思うんである。
 「警察会議のシーンはやたら『パト』のあと、真似された」との発言もあり。やっぱり『踊る大走査線』のこと、『パト』のみなさん、気に入ってなかったんだな(^o^)。もちろん『パト』だって岡本喜八の『独立愚連隊』シリーズが根底にあるのだけれど、決してまんまパクったりはしてない。創意工夫の感じられない『踊る』は私から見たら全然つまんないんだが、あれがウケたってことはやっぱり世間の人たちって、日頃、映画もアニメもロクに見てないんだね。それで堂々とモノを言う傲慢な姿勢が情けないんである。

2001年12月08日(土) レディのタメのオタクスベース/映画『おいしい生活』(監督ウディ・アレン)
2000年12月08日(金) ぐるぐるにゃーぐるぐるにゃー/映画『インビジブル』



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