無責任賛歌
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| 2004年11月14日(日) |
美しさは罪……何のことなんでしょう(^o^) |
今日は「シーメイト」で練習の日。 と言っても昼からの予定なので、朝早く起きる必要はないのだが、トシヨリは自然に目覚めてしまうものである。テレビで朝の番組を見ようかとも思ったが、夕べはしげもよしひと嬢も結構夜更かししていたので(と言っても本を読んでただけであるが)、まだ起きてこない。テレビをつけたらうるさいだろうと、ずっとパソコンで日記など書いて過ごす。 メールチェックをしていると、ここんとこお見かけしなかったスパムメールが。
〉差出人: 真奈美 〉題名: 無理? 〉真奈美です。 〉待ってたけど返事が無いって事は無理なお願いでした? 〉お礼は本当に一回10万円で、妊娠できたら50万円払いますし、 〉絶対迷惑はかけませんので中出ししてください。 〉本当に子供が出来なくて困ってます。 〉詳しくはすぐに連絡先を教えますので話だけでも聞いてくれませんか? 〉私に少しでも可能性があるなら今から掲示板に来て欲しいの。 〉貴方の事、まだ待ってるから。
これまでのスパムメールもあの手この手、相手を引っかけようと苦しい言い訳を考え出してたものだったけれど、今回のはちょっと腹が立った。 「子供ができない」ってことはつまり何かね、不妊女性を装ってるってことかね。現実に世の中に子供ができなくて苦しんでる女性もいるというのに、わけの分からん有料サイトにおびき寄せるために、そういう女性の存在まで利用するのかよ、こいつらは( ̄△ ̄#) 。 残念ながら日本の不妊治療はまだまだ遅れていると言わざるを得ない。国内では代理母が認められないために、海外で手術を受ける女性だっている。諸事情でそれもできず、泣く泣く諦めている女性だってたくさんいることだろう。そういう人たちの気持ちをちょっとでも思い浮かべたら、こういう汚らしいスパムメールは作れるものではない。これまでのスパムメールの作り手に対しては「バカだなあ」としか思っていなかったが、こいつは糞野郎だ。 送り主はうちのサイトなんて覗いちゃいないだろうけれど、もし見てたら、猛省を促したい。関係者が複数で、中に少しでも人間の心が残ってるやつがいたなら、このメールを考えだしたヤツを殴れ。そしてこんな外道な商売から足を洗わせろ。それから、こんな糞メールに反応して本気にするようなやつがいたら(殆どいないだろうけど)、そいつも糞だ。人間やめろ。……なんかちょっとどころじゃなく怒ってるな、おれ。 こういうヤカラはもともとモラルとか思いやりとか、そういうものを持ち合わせていない人種だろうから、これくらい非道なことをやらかしてもおかしくはないのだが、今回のはあまりにあんまりだった。こういうバカは放置してりゃいいと思ってたけど、うまく取り締まる方法はないのかって気になってきたね。
カトウ君が病気で参加できなくなったので、急遽C−1君に車を出してもらうことにして、鴉丸嬢、細川嬢はそちらに乗りこむ手筈。其ノ他くんは一人で、あとのメンツはしげの車でシーメイトに向かう。 穂稀嬢はうちの近所から直通の送迎バスが出ているので、当然それに乗って向かうものだと思っていたが、「荷物が多いので、車に乗せてくれ」とのこと。何をそんなにたいそうなものがあるのか、と思っていたら、「荷物」とはアイロン台であった。まあ確かに爺ちゃん婆ちゃんがいっぱい乗りこんでるバスにアイロン台を持ちこむわけにはいくまい。 シーメイトには11時半に到着。遅れて其ノ他君たちもやってきたが、車で送ってきたはずのC−1君は、顔も見せずに帰ってしまった。挨拶くらいしてもよかろうに、忙しかったのか遠慮してたのか。
カトウ君がいないので、前半は演技よりもウラの打ち合わせが中心になる。 その間、私が関わることはあまりない。できれば「撮影」を早めにしてほしかったのだが、なかなかそういう話が出ない。 痺れを切らせて「今日は撮影はするの?」としげに聞いたら、「なに? やる気マンマン?」とからかわれた。私がせっついたのは、時間が経ってしまうと、「ヒゲ」が伸びてしまってマズイことになると思ったからである。実際、そう言ったのだが、「いいよ伸びたほうが」とか言い返されてしまったので、こいつはやっぱり肝心なところで芝居のセンスがねえなあ、とガックリした。笑いを取るための「写真」ではあるけれど、やりすぎるとかえって白ける。ギャグには「抑え」も必要だってことは、しげも気付いてないわけじゃないと思うのだが、ワルノリするとそのことを忘れてどんどんつまんなくなるのが悪い癖である。それって酔っぱらった中年オヤジの下品ギャグとレベル変わらんぞ。 人がマジメなときに限って、しげはこうしておちゃらけることが多い。だから「遊びでやってんじゃないんだよ!」としょっちゅう怒鳴られてしまう。まあ今回は怒鳴りはしなかったけれど、制作だし演出なんだから、のぼせあがって周囲が見えなくなるのは極力避けてもらいたい。 しようがないので、夕方までは本を読んだりして過ごす。
夕方、休憩に入る前になって、ようやく「撮影」の準備に。 今回の芝居、私は出演しないのだが、ある扮装をして「写真」で登場する予定なのである。どんな扮装なのかはまだ公演前なのでヒミツなのだが、あまり気味のいいものではないので、読者のみなさんは知りたがらないように。 メイクをしてくれた鴉丸嬢、「けいちんにメイクをする日が来るとは思わなかった」と溜め息をついていたが、そんなしみじみと言われたってなあ。これだって演技なんだから、やれと言われりゃ何でもやるがね。 意外と時間がかかって、仕上がりまで30分。眼鏡は外しているので、鏡を見せられてもどんな顔になっているかは全く分からない(裸眼だと0.01を切っているのである)。もっとも見えないほうがポーズを取るには度胸がつく。 ポーズを取った途端に、穂稀嬢、細川嬢、みんなこぞってバチバチと写真を撮りまくる。そんなん撮ってどうするんだと思うが、穂稀嬢、嬉々として「こんな珍しいもの、一生ものじゃないですか!」と言って笑っている。一生、保存しとくつもりか、こんなの。 しげは撮った写真をカトウ君にもメールで送っていたようだったが、こんなの見て病気が悪化しないかと心配である。少なくとも寝覚めが悪くなることだけは間違いないと思うが。
休憩、食事、風呂のあと、ようやく立ち稽古。 ノリの悪いセリフをカットしたり、言いやすい形に変えていくが、それでもなかなかテンポがよくならない。カトウ君の代理は其ノ他君が務めて、3人でのシーンはそれほど悪くないのだが、しげと鴉丸嬢の二人のシーンになると、途端に「かけあい」に齟齬が生じる。鴉丸嬢のセリフがまだよく入ってなくて間が空いてしまうのも原因なのだが、役自体、どあ捉えていいのか掴めていないらしいのである。よしひと嬢も「そのままでいいんだよ」とアドバイスするのだが、ドツボにハマッたのか、だんだん幼児化して身動きが取れなくなっていくのである。 一応、演出としての仕事を果たさにゃならんかと思い、形から入るのは難しそうだったので、まずは気持ちを作ってもらおうと考える。其ノ他君に鴉丸嬢の側に座ってもらい、「其ノ他君に優しくするつもりで手を動かしてみて」と指示する。いつもは無意識で行っているであろう行為を、気持ちと動きを一致させることで演技として意識化し再現できるようにすることを目的とした、演技の基本練習である。 ところが鴉丸嬢、逆に硬直して、全く動けなくなってしまった。もしかして照れくさくて動けなくなってしまったのか、いや、そんな殊勝な性格してたっけ、それともシモねたバンバンおっけーなフリして鴉丸嬢のココロはすこぶるおとめちっくであったのだろうか、と訝んでいたら、突然、鴉丸嬢、其ノ他君に向かって謝り出した。 「ごめんなさい! 今まで一度も大勢に『優しく』したことありませんでしたっ! 私、自分が楽しむことしか考えてませんっ!」 ……全員大爆笑。 こういう正直でウラオモテのないところが鴉丸嬢の魅力なので、それを演技でもまんま出してくれればなんの問題もないのだけれど、そのことに気づいてくれるかどうか。そうそう笑ってばかりもいられないので、鴉丸嬢には一度アタマをマッサラにしてもらって、演技プランを立て直していただく必要がありそうである。次回までの宿題。
帰りはどしゃぶりの雨。 C−1君に車で迎えに来てもらうことにして、鴉丸嬢、桜雅嬢、穂稀嬢はそちらの車で。細川嬢とよしひと嬢はしげの車でお送り。細川嬢には舞台のイメージイラストを依頼してお別れ。 もう時間も遅くなって、北九州までの電車の時間もはっきりしなかったので、よしひと嬢はご自宅までお送りする。 よしひと嬢は先日カトウ君に送ってもらったとき、オタク話に熱中していて通を間違えたそうだが、「いったい何の話をしてたの?」と聞いたところ、「責め受けの話ですよ」と即答されてしまった。だからそれ、全然分からないって(-_-;)。 帰り道は私も疲れて車中で眠ってしまったが、しげはその間ずっと、「ロンとヤスのどっちが責めか」を一人でブツブツつぶやいて考えていたそうである。だからアタマおかしいって(-_-;)。
帰りしな、穂稀嬢が「紀宮の結婚が決まったそうですよ?」と言う。 それはまあそれだけのことなのだが、続けて「あの『宮』ってのは何なんですか? 名字なんですか? 名字ならどうしてみんな同じ一族で違ってるんですか?」と聞いてきたので、一瞬、絶句した。 天皇家には名字はないこと、あれは「宮号」と言って天皇の一族であることを示すものであることなどを説明するが、なんだか脱力してしまった。こういうのは別に天皇信奉者でなくても小学校の頃に親や年配の人に聞いて自然に知ってるものだと思いこんでいたのだが、これも「トシヨリの常識、ワカモノの非常識」の一例なのだろう。いやもう、ほんとに何が常識なんだか全然分かりませんね。
2002年11月14日(木) 爆走�ぁ振絛船灰鵐機璽函拭愍个い鮑遒襦‐緤�芸能笑いの放送史』(澤田隆治) 2001年11月14日(水) 『千と千尋』新記録!/アニメ『ヒカルの碁」第6局/ドラマ『死者の木霊』 2000年11月14日(火) 年7回は風邪引いてるな、私/『まどろみ消去』(森博嗣)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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