KIYOの日記
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朝、随分と雨が降ると思っていたら、福井の自宅にある川の近くで数人の 人達が集まっていました。 自宅近くを流れる川幅5mの川が、決壊寸前になっていました。 溢れ出る濁流は、川の土手を乗り越え、県道に流れ込んでいました。 道か川か判別がつかない状態。我が家の玄関先近くまで、泥水が流れ込ん できそうで、オタオタしていました。 テレビのニュースを見ると、臨時放送が放映されていて、美山町、池田町 などが家屋全壊・半壊の被害。お昼頃、福井市内を流れる足羽川が決壊し て、数千所帯が床上浸水の被害とのこと。 その頃、我が家近くの川は、水が引いていて一安心というところだっただ けにビックリ。 心配なのは、やはり肉親・親戚のこと。妹が福井市駅前にいることから、 何回も電話。初めのうちは、電話が繋がって励ましていたけど、そのうち 電話も回線混雑で繋がらなくなって。。。 思わず、福井市街地に車を走らせたけど、市街地に入る所で、あちらこち らとも通行止め。 幸い、妹の所も水害に遭わずに助かったけど、親戚の中には床上浸水の被 害に遭った家もありました。 たった3時間の雨量が、1ケ月分の雨量に相当するという物凄い雨だった ということだから、やはり天災ということだと思うけど、あの大きな足羽 川が決壊するとは、夢にも思わなかった。 震災、火災、水害など、思いもよらない自然の猛威には、人間の力は弱く 都市型社会で便利で快適な生活をしている中での災害では、その痛みも、 大きなものとなったと思う。 そんな中、沢山のボランティアの方が集まってくれて、災害復旧に力を貸 していただいた。感謝の気持ちでいっぱい。
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