KIYOの日記
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2004年07月18日(日) 福井豪雨

朝、随分と雨が降ると思っていたら、福井の自宅にある川の近くで数人の
人達が集まっていました。
自宅近くを流れる川幅5mの川が、決壊寸前になっていました。
溢れ出る濁流は、川の土手を乗り越え、県道に流れ込んでいました。
道か川か判別がつかない状態。我が家の玄関先近くまで、泥水が流れ込ん
できそうで、オタオタしていました。
テレビのニュースを見ると、臨時放送が放映されていて、美山町、池田町
などが家屋全壊・半壊の被害。お昼頃、福井市内を流れる足羽川が決壊し
て、数千所帯が床上浸水の被害とのこと。
その頃、我が家近くの川は、水が引いていて一安心というところだっただ
けにビックリ。
心配なのは、やはり肉親・親戚のこと。妹が福井市駅前にいることから、
何回も電話。初めのうちは、電話が繋がって励ましていたけど、そのうち
電話も回線混雑で繋がらなくなって。。。
思わず、福井市街地に車を走らせたけど、市街地に入る所で、あちらこち
らとも通行止め。
幸い、妹の所も水害に遭わずに助かったけど、親戚の中には床上浸水の被
害に遭った家もありました。
たった3時間の雨量が、1ケ月分の雨量に相当するという物凄い雨だった
ということだから、やはり天災ということだと思うけど、あの大きな足羽
川が決壊するとは、夢にも思わなかった。
震災、火災、水害など、思いもよらない自然の猛威には、人間の力は弱く
都市型社会で便利で快適な生活をしている中での災害では、その痛みも、
大きなものとなったと思う。
そんな中、沢山のボランティアの方が集まってくれて、災害復旧に力を貸
していただいた。感謝の気持ちでいっぱい。


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