きっと どこかで
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2004年04月14日(水) |
「光とともに」テレビドラマスタート |
その日のことを日記に書くのは久しぶりかな。今日から、「光とともに」というテレビドラマがスタートした。自閉症の男の子のお母さんの、子供の成長とともに気持ちを書いた育児マンガをドラマ化したもの。どんなドラマになるんだろう、と思いながら今日の第一回目を見た。
今日は、妊娠してから、その子が小学校に上がるまで。
出産後見た感じは、普通の子供と変わりはなかった。でも、いつも、少し、違うなあと心配しながら過ごしていた。そして、あまりにもひどい日々が続くので、診断をしてもらう。その結果、「自閉症」と診断され、ショックを受ける。まわり(夫や夫の母親)もすぐには理解してもらえない。育て方のせいでなった、と言われ、つらい思いをする。(注:育て方のせいではない。生まれつきの脳の機能障害と言われている。)療育に通い、幼稚園にも、加配の先生をつけてもらって通う。小学校に上がるとき、就学相談をして、親の希望もあり、地域の学校へ入れることとなった。
私達の家族や子供と重なる部分が多くて、涙なくては見れなかった。もう忘れかけていたけど、同じようなことは我が家でもあった。
このドラマは、普通に子育てしている人達も見るのかもしれないけど、どう思うのだろうか。「自分の子はそうじゃなくてよかった。」と思うのが正直なところでは。これほどひどいとは、普通の子供を育てている人達は知らないだろう。
でも、自閉症について、名前から受けるイメージがあまりよくないので、すごい障害なのかと思うのかもしれない。でも、この自閉症という診断名は、症状を正しく言い表していないと思う。けして、他の人をとおざけているわけではない。コミニケーションの障害だ。普通の人が感じるような感情が少し少ない。表情や言葉によるコミニケーションが人より苦手なのだ。人により、様々なタイプがある。
我が子の診断名は、本人の将来のことも考え、ここには書きません。でも、似たような傷害です。(発達障害)
これを自分(親)が受け入れられるまでに、だいぶかかった。
でも、この子がいるから、しっかりした母親にならなくては、と思ったのだ。学校の校長先生にも直接話に行くなんて、その前の私なら考えられなかったこと。診断がつくまでが一番つらかったかな。その後は、それに合った指導をということで、資料を捜したり、学校側に理解をお願いしたり。療育も少し行ったが、1年ほどで終了してしまった。
今は、学校と家とで、連絡を取り合いながら、様子を見ている状態ではある。ただ、今は、薬を出してもらっているので、ある程度定期的に主に薬をもらう目的で療育をしてもらっていたところへ行っている。
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