きっと どこかで
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2005年05月01日(日) 実母その後

お久しぶりの日記である。

忙しかった・・それが書けなかった理由。

2月の半ばに終に、実母は天国へ旅立って行った。悲しいという思いはとっくの昔に通り過ぎていた。死が近いというのは、もうだいぶ前からわかっていたことだから。最期のあたり、薬を使う直前はかなり苦しそうだったので、もう、治ることのない病気ならば、楽にさせてあげてもいいのではないかと思っていた。

でも、本人は、意識のなくなる直前まで、治ることを信じていた。その為にと苦しい治療も受けていたが・・。

亡くなる直前は、実母への交代の看護、亡くなってからは、いろいろやることがあって忙しいのだ。よく、49日が済むまでは、喪に服して・・というが、それこそ、喪に服している間、毎週のお参り、実母が無事にあの世に行けるようにということらしいが、これもあるので、忙しい。実母の遺品の整理・・。こちらは、まだ半分も手付かずだ。

私も仕事をしながらの身なので、土日休みの時くらいしか、出来る時がない。

49日が過ぎて、週に1回のお参りがなくなって、ちょっと時間に余裕が出来た気がする。

最近になり少し実母のいない生活に寂しさを感じるこの頃である。今まではそれすら感じる余裕がなかったのだから。

私の一番の理解者、相談相手だった。母に相談していれば間違いない、そう思ってやってきたのに、これから、自分で判断していかなければいけないのだと思うと、ちょっと不安、でも、もう私もいい大人なのだから、いつまでも人を頼ってはいけない、そういうふうに思う。

どこかで、私達を見守っていてくれているのだろう、そう信じていたい。


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