きっと どこかで
DiaryINDEX|past|will
2005年12月13日(火) |
軽度発達障害者支援の動き |
今日の朝日新聞香川欄のところに「軽度発達障害者支援の動き」と題した記事が載っていた。
(該当の記事は、朝日新聞社のHPでも参照出来ます。) asahi.com MY TOWN香川「軽度発達障害者支援の動き」
私の地元の、軽度発達障害の最近の支援の進み具合を書いてある、といったところかな。でも、こういうものを、記事として、取り上げてくれる、というのはありがたい。知識を持ち、また、正しく理解してくれようという人が一人でも増えれば、私達家族も、本人も、過ごしやすくなるのではないかと思う。
本人や家族の努力だけでは、どうにもならないことがあるのだ、ということを理解してほしい。また、同じように悩んでいる親御さんには、適切なアドバイスをしてあげる人が一人でも多くなれば、いいのにと思う。
最近、こういうセミナーが地元で開催されるようになったり、感心を持つ人は増えてきているようだ。やっと、行政サイドも動き出した、という感じだ。これは、私達の先輩方が、あちこちへ働きかけをしてきた成果が今頃ようやく出てきているのかもしれない。
新聞によると、「最近こういう子が増えてきたと思う。」という話。これは間違いだと思う。気が付かなかっただけだ。私の母は昔保育園で働いていたが、昔からこういう子供は、少なからずいた、という話だ。でも、バカにされたりして、十分なケアが受けられない状態だったらしい。
障害、ということへの理解。どんな障害を持っている子供でも、適切な時期に、その子にふさわしい教育を授ければ、立派に育つのだ。そういうことが、最近、ようやく理解され始めた。そりゃ、普通の子供と、全く同じところまで、というのは、無理にしても、その子の持つ可能性というのは、どこにあるかわからないのだから、それを見つけ出すのも親や教育者の腕にかかってくるのかな。
教育関係者の、軽度発達障害児への対応については、まだ、みんなで話し合っている状態。どうするかは、個々の対応にまかせられている状態だ。当然、場所により、差があるだろう。いい教師に当たればラッキー、そうでないなら、親子共々、泣き暮らす・・そういうことも起こりうるのでは。
そういう事態を少しでも少なくするよう、現場の先生方には、頑張ってもらいたいと思う。親は、どの親も一生懸命だ。子供の事を真剣に考えている。そのやり方についても、適切なアドバイスの出来る人の増える事を、望む次第である。
|