きっと どこかで
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2006年03月26日(日) |
「女王の教室」スペシャル |
「女王の教室」というテレビドラマが以前放映されていたらしい。そのスペシャルが2夜続けてあったので、観る事とした。これも、教育関係のブログで以前話題になっていたので、どんなものなのかと思ったのがきっかけである。
ちょっと表現は、テレビドラマと言うことで、見る人の視覚に訴える為か、過激なシーンもあったが、ドラマの製作者が訴えたい事は、納得できる気がした。このドラマは、横で、子供も見ていたのだが、スペシャルで時間も長かったのだが、子供が途中で「このドラマは最後まで見るかも」と言い、実際、最後まで見ていた。舞台が、小学校6年生のクラス、と言うことで、身近に感じるものであったのかもしれない。
以前のものは見ていないし、今回のスペシャル(それも第2回)しかじっくり見ていないので、それについての話になるが、話題の中心は、子供どおしの「いじめ」「差別」それに対する、担任や教頭や校長などの教育関係者、子供の親の態度などについて描かれていた。
「いじめ」らしきものが起きているのではないか、と担任が感じた時、どうすればいいのか、なぜ、「いじめ」という行動に、いじめっ子の感情は駆り立てられるのか、いじめられっ子やいじめっ子の親の行動、まあこんな事も、現実にも起こるかもしれないなあと、感じさせられるドラマだった。
我が子は、「いじめ」の現場に対しての、教頭先生などの対応には、「情報収集不足からこのような行動になるんだよね。」と言う言葉を連発していた。正しい情報を収集しようとする意欲に欠ける管理職・・。こういう上司に仕える部下は時に悲劇だなあと思う。一方の話のみを鵜呑みにして(この場合は、生徒の話だけ)もう一方の話には耳を傾けようとする態度のカケラもない・・(この場合は、担任教師の話には聞く耳を持たない)親に何か言われるのを気にしてばかりいる教頭。
事件が起きるたびに、誤解ばかりされながら、事態はどんどん悪くなっていく、そういう状況を描いているドラマだった。現実にでも、これに似たことは起こっているのではないか、そんな気もする。だからこそ、我が子に、「このドラマ、最後まで観たい」と思わせるものがあったようだ。
連続ドラマの方は、見ていなかったので、またレンタルで借りて、時間のある時にみることとしたい。
詳しい事は、公式HPで。(スペシャルの話は載ってないようだが) 「女王の教室」 日本テレビホームページ(日テレWEB)
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