ようやっと。

本日、お葬式がおわって
法事がおわって
父の兄弟姉妹も
だいぶ落ち着いたみたいで
いつものように戻った。

父と私は、すぐ上の父の姉の家に
夜、遊びにいったのだけれど
父はその家にいく移動の車の中で
黙って泣いていた。
それも ボロボロボロボロ。

父は絶対に人前では泣かない。
すぐ前向きにとらえてがんばろうとする。
葬式が終わって、納骨が終わって
少しほっとしたのかもしれない。
急に亡くなったおばのことを思い出したようだった。

私は「いっぱい泣いて愚痴ったほうがいいよ」と
父に言うと『立場があるから、そうはいかない(笑)』と
笑いながらいった。でも弱そうな父を見て笑顔だけむけた。

おばが亡くなった日。
父はたぶんもう1人の母をなくした気持ちだったのだろう。
あの父のおばをみつめる顔、絶対忘れない。
大切な人を失うということは、こういうことなのだ。
言葉に出来ない、泣いても解決されない想い。

ま、それでも、私といとこは、姪っ子や甥っ子同士
お通夜やお葬式の受付や会話で
毒をはきまくってたんだけどね(笑)

おばに対してはもちろん亡くなったという事実に
悲しさがあって、みんな泣いてるけど
明るく面倒見がよかったおばだから
みんなが集まって楽しくしているほうが好きだよね
って話で皆でとにかく笑って話をしてた。

私は自分の道がみえました。
前から見えてるけど雲がかかってたんだよね。
ワイパーで、おばがワイパーの役目をしてくれた気がする。
私の進むべき道、やっていく道、それがわかった。
お家へ戻ってから、彼とやっと、久々に会えた。彼にもこの気持ちを伝えた。

彼は私に何を聞くでもなく
ただ「疲れてる?」とだけ聞いた。
私は彼のこういうところがすごく好き。
絶対人には押し付けないやさしさ・・・
でもほんとうはすごく心配してくれてるんだなぁーって思う。

いつもはうなだれかかっても
だまっていることがないんだけど
彼が運転してくれてる助手席から
肩にうなだれると、黙っていてくれた。
言葉にする必要はない気がした。

そうそう、今度彼と一緒にね
コピーするの。DoAsInfinityの。
彼がPCや生ギターで曲入れして
私が歌いれするんだ〜♪
楽しみ。
2003年11月09日(日)

fly high / のん

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