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罠 - 2001年06月06日(水) ここ最近、ペンタブだプリンターだ就職用スーツだと、大き目の買い物ばかりしたせいで、財布は薄く、部屋は狭くなってしまいました。 その、あまりの部屋の汚さっぷりに、とうとう夢見まで悪くなってきましたので、雨降りという最悪な条件(湿気が多い)ながら、大掃除を始めました。 大掃除を始めること30分。 気がついたら、花智の埃だらけの手はジャンプを掴んでおりました。 げへ。そのまま20冊読破。 すでに日はかげり、階下では母上が「ごはんよ〜」と叫ぶ。 しかし、部屋は一向に片付かない。 夕食後。 このままではちっとも部屋が片付かねえ!と腹をくくった花智は、カンチューハイを飲みながら、さらにジャンプを読みふけり(!)、読めたものから順にH和堂の紙袋にソレを詰めていくと、最後にその上に、昨日のヲタクハガキを乗せ、T村宅へ車を走らせました。 スマン。T村。 このジャンプ、引き取ってくれ。(ついでにヲタクハガキも) コレがあるといつまでたっても部屋が片付かないのだ。 花智のそんな苦悩を知ってか知らずか、心優しきT村はニコニコしながら、「ありがとう。家族と読むわ」と紙袋を掴んだものの、そのあまりの重さに、思わず「ウッ」と唸った。 「ご、ごめん。早くまわそうと思ってたんだけど、ちょっと溜めちゃってさあ。実はまだあるんだけどね」 「ううん。いいよ〜。皆(家族)喜ぶわ。あ、読めたら捨てていいの?」 「どうぞどうぞ〜。(どうせ去年の分とかだし)とっとと捨てちゃって!」 と、花智はめいいっぱい明るい声で答えつつ、 『フフ。コレでキミは睡眠不足さ。』 などと、思ってたりして。 イヤイヤ。ホント、ゴメンナサイ。イキナリ、大量ノゴミヲ送リツケテ。 ...
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