イタロ日記

2008年03月31日(月) 謎のワインバー

先週土曜日の話。
神楽坂の某ワインバーに行った。
友達が予約してくれたんだけど、その際、店主に妙な言い方されたらしい。
「予約?名前とか言わなくていいですよ。女性はきてくれるから。」

???
なんか不思議な物言いだなと思いながら、6時半に店に入った。
目立たないビルの地下にあり、入るのに躊躇する雰囲気。

時間が早いせいもあるが、店内には客が誰もいない。
しょぼくれた松本零士みたいなオヤジがぽつん。そいつが店主。

席に座るとその日おすすめ?のワインリストを見せてくれたはいいが
「白ワインはね、強いですよ!この間も男性が救急車で運ばれてっ!!」
「白ってね、飲み口がいいけど、ビールと違いますから!!
 16〜7度くらいあるでしょ!?倒れるんですっ!!!」

・・・し、白は飲むなということなのだろうか。
しょうがないので友達と私、ともにプロセッコ頼んだ。

その後も店主のマシンガントークが続く。
「前はねっ、板橋で店やってたんですっ!」
「でも、客が愚痴とか他人の悪口ばっかり!ワイン味わってくれない!!」
「なんでコルク投げつけて追い返したんですっ!!!」
「昔もいろんな会社でケンカしてっ!!22社変わったんですけどっ!」

い、いや武勇伝はいいから、まず注文したいんだが。。。
ちなみにここまで、プロセッコしか注文してない、マジで。

かなり良いワインをお手ごろ価格で出したいということでやってる店らしいんだが、店主のこだわりが半端じゃない。

こういう店ね、一部男性にはウケるかもしれん。変なラーメン屋と一緒。
でもな〜、客にその場で文句言うマスターとか、私はキライ。じゃ、次の予約から断ればいいじゃん。
それか京都みたいにホウキ逆さに立てておくか。

客を見下してる割りには、私達にまで
「あまりにも客の入りが悪い、2度来てくれる人がいない!!」
とこぼしまくり。

貴重で良いお酒をわかる人とだけ飲みたいってんなら、店なんかやらないで友達と家で飲めばいいじゃん。
『客』ってものをどうとらえてるのか、ま〜ったくわからない。
何より自分の仕事が上手くいかないのを、その場で客に愚痴るって最悪だぞ。ワインにだって聞こえると思う。何%かは劣化してるね、たぶん。

とはいえ、すすめられたワインは美味しく、トリッパも最高だった。
が、パスタは・・・やっぱクスクスとかもメニューに載っけちゃう店だな、というレベルであった。。。

マスターがこんな性格じゃなければまた行きたいんだけどなあ〜
2回目はおとなしいかも?
ただ次からは他の誰かにマスターの相手してもらいたいと思う。

って、会社の話も書こうと思ったら、店の話が長くなりすぎちゃった。
また明日〜


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