| 決断,映画「ショコラ」 |
最近朝の「ちゅらさん」が始まる前に目が覚めてしまう。不眠症だ。
緑さんに電話。男の情けない話をすると「かなりかっこ悪いぞ」。 緑さんは「男は浮気をするもんだ」というのは認めたくないらしい。 私は他の男はわからないが、太田君は浮気っぽいというのを受け入れざるを得ない。
Mも緑さんも「じゃあ女が浮気しても構わないのか」と言う。 自分がされて嫌なことをするのは誠実じゃない、と。 須佐美君は「浮気なんかさせちゃって悪かった」と思うらしい。 宮崎さんはどうなんだろう。
私がお母さんでいることで男の成長を妨げている部分もあったかもしれない。 でも私と付き合っていれば間違いなく成長できるとも思う。 矛盾しているが男が「成長したい」と思えばできる。 「お母さんと一緒では甘えてしまって駄目だ」と思えば駄目。
私は嘘付きは嫌い。秘密はあっても嘘はつかないでほしい。 隠さないで須佐美君のように「浮気はするもんだ」って言うのもあり。 いつでも壊れるのを覚悟して一瞬を命がけで燃えるのもいいかもしれない。
お互いが人間的に成長できるなら関係修復に挑戦してもいいと思う。 私も恋愛派宣言して対等に行く。 大事なのは楽しくエキサイティングな人生、気持ちいい安らぎの時間。 それを求めてもがき苦しむのは受け入れる。 男と一緒に苦しむか、次を探して苦労するかの違いだ。
恐怖はある。でも進むしかない。きっとその方が面白いんだろうというのはわかる。 男もメチャクチャ怖いだろう。お母さんを失うんだから。
Mは「 自分本意でいこうよ」と、須佐美君には「相手の将来をまず第一に考えろ」と言われて困ったけど、結局同時にお互いのことを考えてる。
男が今のままでは全然駄目だというのはよくわかった。 理想の男はなかなかいないけど男がグーっと下がったことによって、 相対的に「いい男」は多くなる。 私よりいい女もなかなかいないと思う。これからますます磨かれていく。頑張ろう。 私が成長できたのも男のおかげと感謝してる。 男は成長したのかな?私がダメ男にしちゃったかな?
他人をコントロールすることはできないから、自分が変わるしかない。 これからは「生涯のパートナー」とか言わない。目指さない。 「今最高のパートナー」でOK。 男が挑戦したいと言うならチャンスを与えよう。「女」として。
たとえ別れることになっても「10年間は何だったの?」とかは思わない。 すっごい面白かった。思う存分愛した。 私は続けられるのに相手が女として見られなくなったのは残念、 悲しいけれど私にはどうしようもない。
と、ここまでまとまっていたのだが男の「浮気はしません」という誓いに対する 責任と覚悟については明確にして欲しいと思う。 彼は自分から「浮気はします」と前言撤回できるか。その勇気はあるのか。
映画「ショコラ」見て、私の結論に間違いはないと確信した。
私はチョコレート屋さんだ。男はモラリストの市長。 男は私のことをモラリストと言ったけど、彼がモラリストなんだ。 「浮気はしません」と言った自分の誓いにがんじがらめになっちゃって。かっこ悪い。
私は常識なんてぶっ飛ばす女として、美味しいチョコを作り続ける。 ジョニーディップが現われたら、全力で愛する。すぐに別れちゃうかもしれない。 でも一生懸命チョコを作ってれば、女としても磨かれていくだろう。
スンバラシイ映画。何でこんなに涙が出るかね、というぐらい泣いた。
須佐美君に電話で「私は決めた」と言ったら、会いに来てくれた。 閉店時間をとっくに過ぎても「小姐颱風」でねばる。
丁度私にメールを書こうとしていたところで「僕の気持ちを」と言うので 告白されるのかと思ったら違った。 私の選択を「安心したよ。感心はしないけど」と肯定してくれた。
励まし・ご意見・アドバイスくださった皆さんありがとうございました! 日記に登場していない方も多数、本当に感謝しています。 さあて明日はどうなるかな。多分もう揺れないと思う。ますますいい女になっちゃったぜ。
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2001年05月08日(火)
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