| 緑道,寿司「寛八」 |
Kさんは3時過ぎまで緑さんと話して、6時過ぎには起きてお弁当作り。 いつもこの調子だと言う。 家が「犬を飼ってからきったなくて」と言いながら、ものすごくきれい。掃除好き。 翻訳の仕事をもち、百号の絵を描き、受験指導の私塾もやるスーパーウーマン。
「イギリスはおいしい」の林望と学生時代親しくて、彼の小説を批評していたというKさんが 「やらぬ仲」を読んでアドバイスをしてくれる。
緑さんは友人と清水の寿司屋。私は今晩寿司の予定なので、 Kさんと一緒に緑さんのお土産を買いに奔走。 うなぎの糟漬け、黒はんぺん、しめ鯖、なんとか?きゅうり、追分ようかんなどなど。 他にもKさんが買ってくれた野菜などがある。
Kさんに戸隠そばの店で大えび天磯おろしそばをご馳走になる。 今回の旅では本当にお世話になった。
静岡駅で待ち合わせて東京へ。車中激論。 「なんで緑さんのお土産を買いに駆けずり回ってんだろうと思いながらも、これが緑道だね」 「買い物したかったんじゃないの?それは良くないよ。頼まなければよかった」 「いや、いいの。嫌なら嫌と言えばいいんだから。私はやりたかったの。緑道だから」 「そんなの私が鈍感だって事じゃん。緑道って何?」 「そう思う人もいるかもしれないけど、それは緑さんの魅力なの。緑道はそれを堪能すること」 「全然わからない」
宮崎学的「来るものは拒まず」についても熱く対話。コミュニケーション論争。 めちゃくちゃ楽しい。
「私はいつか緑さんのノン・フィクションを書くよ。イサム・ノグチのノンフィクションのように 世界中の緑さんを知る人にインタビューしてさ」 「やめてほしい」 「緑さんが死んでからにするもん」 「私はしぶといから死なないよ」 緑さんと長生き競争かあ。人生面白いなあ。
母と御徒町の寿司「寛八」。 たがたでは「蛸やサザエも美味しいけれど、どこでもたべられるからねえ」と言われたが、 寛八が仕事をした蛸はやはり違う美味しさ。
母はすっかり元気で大笑い、大騒ぎ。 「あたしはねえ、寿司はあちこち食べまくっているんだから!」寛八のご主人もタジタジ。
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2001年06月05日(火)
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