出版ジャーナリズム実践講座,噂真副編夫婦の実態

辞めた会社の敷地を歩いていたら同期のBちゃん、先輩のTさん、
すぐ後に同期Oさんとすれ違う。Oさんからグッドニュースを聞く。おめでとう。

出版ジャーナリズム実践講座2回目「スキャンダル雑誌の作り方」。
講師は「噂の真相」副編集長川端幹人氏。
噂の真相は私の唯一の定期購読誌。岡留編集長の話は何度か聞いたことがある。

仕事はかなりハードなのかと思ったら、意外にも「労働としては楽ですよ」とのこと。
ネタを揃えるプレッシャーや、人とのせめぎ合い、まれに右翼襲撃などもあるが、
精神的なことを除けばそれほどきつくはないらしい。

「噂の真相で働きたい」と言ってみた。
「人手不足ではあるが、2年後の廃刊が決まっているので新人募集はない。
企画、取材、執筆、編集、レイアウトまで全部一人で出来て、手の掛からない人なら欲しい。」
経験のない私には無理か。
「何か書いて持ち込んでみたら?」とアドバイスされる。

それより気になったのが授業中の質問「奥さんに浮気されたんですか?」に
「はい、ホントです。3回家出されました」と答える川端さん。

懇親会の「魚がし日本一」で詳しくお話を聞く。
初対面の相手に、普通なら言い難いであろう事まで話してくれる。
興味津々といろいろ尋ねる私に
「なんでそんなに気になるんですか?浮気されてるの?」
「うう、え、ハイ」
「男の浮気は許しちゃダメです。癖になりますから」
「そうですよね」
なんだか、あんなえげつない雑誌を作っているとは思えない良い人だ。

ますます憧れちゃうな「噂の真相」。
2001年06月06日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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