ヴィラフサキリゾート,Yさん,読谷村「何我舎(ぬ〜がや)」

Fちゃんは今日から定宿のヴィラフサキリゾートへ。
オーシャンヴューが素晴らしい底地ビーチのホテルとは違って、コテージタイプ。

「毎年お見えになってるF様ですね。シャンパンをどうぞ」とのことで、
よくあるウエルカムドリンクかと思ったらボトルだそう。
「ホテルマン、かわいいね」とFちゃん。背が高くてかっこいい。

お昼は石垣牛を食べたかった。ステーキはなくて石垣牛サンドイッチ1,000円。
レシートを見ると1,200円取られていた。アブナイアブナイ。てーげーだからなあ。

台風の影響でマリンメニューは中止なのでFちゃんも一緒に街中へ。
将来は石垣定住希望のFちゃんだから、Yさんに会っておくといいかなと思ってお店へ。
お客さんがいないので、結局Fちゃんのバスの時間までおしゃべり。
お仕事モードのYさんを見るのは初めて。きれいで若々しい、やっぱり素敵な人だ。

バスターミナルまでFちゃんを見送る。Fちゃんには石垣滞在ですごくお世話になった。
一人旅を邪魔しちゃったけど、私は寂しくなくて良かった。
Fちゃんは毎回一人旅らしいので今回はいつもと少し違って、それもまた一興だよね。

街中のおしゃれな?お土産屋を覗いて空港へ。
読谷村に着くのは遅くなりそうだから、カウンターでシーフードカレー。
湯煎タイプでチト寂しい。

ANK440便は那覇20:20着のはずが20分遅れ。
那覇バスターミナルへの空港バスは待ってくれず、タクシー。
読谷村行きバスも終了してたらどうしようと不安だったが、23:00頃まであった。

昨日まで読谷村がどこにあるのかもよく把握していなかった。
米軍による強姦事件のあった北谷、嘉手納基地のある嘉手納を抜けて路線バスの旅。

22:30頃「高志保入口」という停留所で民宿「何我舎(ぬーがや)」の迎えを待つ。
ご主人の知花昌一さんが車の中から手を振って現われる。
基地問題のTV番組で見た時とは違う笑顔。

「この宿はどうして知ったの」
「那覇のにんじん食堂の大道寺ちはるさんに紹介していただきました。
大道寺さんとは会ったことなくて、今回は時間が合わなくて
にんじん食堂にも行かれないので残念です」
「ああ、にんじん食堂ね。そうかそうか」

ぬーがやは1泊簡単な朝食付き4,000円。
反戦・基地問題で闘う知花昌一さんの宿と聞いていたので、
「なんかすごいかも」と勝手に想像して少し不安だった。
それでも来てみたのは、「車椅子OK」らしいので緑さんとの沖縄旅行の下見が目的だから。

ところが、意外なことにぬーがやはとてもかわいい部屋。
漆喰壁にドライフラワーがセンスよく飾り付けられてて、ベッドサイドのランプも素敵。
ポプリが専用の器に入れて置いてある。トイレもお風呂も緑さん超OK仕様!

「平和」とか「基地問題を考えよう」とか張り紙いっぱいあったりして?との想像も大外れ。
部屋には宮沢賢治「銀河鉄道の夜」他の絵本とか、
トイレには和紙に「相田みつお」と押し花、の世界であった。

しばらく知花さんの三線の音が聞こえていた。
憩いの間に行ってみようかなと思ったが、部屋を出ると灯りが消えていた。

寝る。むむ、ベッドが柔らか過ぎるなあ。
2001年07月05日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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