O君引越,M、Tと胡同四合坊,ミリバール,Tんち泊

昨夜も前の家の工事、地下水吸い上げ騒音で眠れず。
朝6時に老人たちが「うるさいねえ」と話し合っていた。

友人WMに電話。壁の作品取り外しについて相談するつもりがO君の話など。

WMは「ちゅらさん」はつまらない、と言っていたのに
今ではテレビガイドであらすじを追っているらしい。
「2週間分のあらすじを見ても、どうしてそういう展開になるのかわからないから
教えてくれる?」って、だけど彼女はテレビでちゅらさんを見られないのだ。
ちゅらさんより面白い「WMさん」である。

いよいよO君が引越して行く。「O君のいない家」が「O君の出て行った家」になる。
残される身は辛い。泣きながらメール、日記を書く。

午後、O君が来た。食器やタオル、カーテンを分ける。
O君の新居は近いので引越屋が来る前に何度も往復して荷物を運ぶ。
引越屋は2時〜5時に来る予定が、6時まで来なかった。

出掛ける準備をしてたら大泣き。涙で化粧が出来ない。
引越屋を待っているO君に訴える。
「私は悲しい。O君の出てった部屋に残されて、私の行き先はまだ決まっていない。
私が先に出て行きたかった。悔しい。」
O君も涙で「ごめん」。
すっぴんで出掛ける。バスの中でも涙。

ロンドン時代の友人M,Tと広尾の北京ダックの店「胡同四合坊」。
O君は「あそこは不味いよ」と言っていたが、3人とも満足。
スープはちょっとしょっぱかった。

O君、WM、部屋探しについて。Tが「女が部屋を借りるとき」という本を貸してくれる。
不動産屋の仲介手数料は家賃の半額まで、という法律があるとは知らなかった。
エイブルの「手数料半額キャンペーン」は当たり前の事をしているだけ、ってことだ。

Mは帰ってTとミリバール。
マスターの清野さんに宮崎学ポスターを貼ってくれるように頼む。
「主張をよく知らない」と言われたのでチラシを見せる。

初めは3連休の中日だから空いてるのかな、と思っていたが終電終了後あっという間に満席。

一人になるのは辛いのでTの家に泊めてもらう事にした。渋谷から南麻布5丁目まで歩く。
2001年07月21日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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