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2001年06月02日(土) 体育会テニス部というもの
大学時代、何を思ったのか、体育会テニス部なんて組織に入ってしまい、 4年の春に引退するまでテニス三昧の日々を送っていた。 大学3年生の一番よくテニスしていた時期だと、週に5日はテニスしていた。 もともとスポーツ推薦とかやってない国立大学だったから、体育会といっても 私立の準体育会系サークルより雰囲気も穏やかで、大して気合が入ってなかった 部だったかもしれない。男子部ほど伝統もなかったし。でも、それが良かった。 よく就職活動なんかで聞かれることだけど、大学で何を学んだのか?と聞かれ たら、間違いなく「法律学」じゃなくって「テニス学」だったろう。 もしくは、「体育会における組織論」ってところかな。(笑) ただ、大学を卒業して、もう何年も経つけれど、あの頃の自分の選択は決して 間違っていなかったな、と今更ながらに強く思う。 将来の進路などを考えて、途中で退部しようかと思ったことも何度となくあった けれど、でも、やっぱり止めないでおいて本当に良かった。 今、社会人を経て母校の大学院に戻って勉強していると、勉強って割と何歳に なっても出来るんだなぁと思う。もちろん集中力や記憶力は衰えているけれど、 「勉強したい!」と思えることにだったら時間を割ける。昔より、一度社会に 出た後でも、再び大学院に勉強に行くことが出来る時代になったわけで、とても 恵まれていることだと思う。 でも、今の私が、大学2年生や3年生の後輩達と同じように、テニスに情熱を 捧げることは出来ない。体力的にも無理だし、子供を産んだりしたら一線を 退かないとならないわけで、やはり「若いうちでないと出来ないこと」という のは現実問題としてある。そういうことを、若い学生のうちに先にやっておいて 本当に良かったと思っている。 | |
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