Daily Journel@M403



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2001年08月20日(月)    道後温泉

四国の祖母の墓参り後に、松山・道後温泉に寄った。
夏目漱石の「坊ちゃん」で知られる道後温泉は、今回で3度目。

松山城を中心に、お堀の周りを縦横無尽に路面電車が走る街並みは、いつ見ても
好きだ。「あの路面電車にノンビリと揺られてみたいなぁ」と思いつつ、いつも
車で来てしまうので、未だに乗ったことがない。次こそは。

3度目ともなると慣れたもので、道後温泉まで迷うことなく辿りついた。
今日は道後温泉本館のすぐ近くにあるホテルに(素泊まりで)宿泊。
早めにチェックインして、わざわざ香川から愛媛まで車を出してくれた友達は、
連日の外出疲れを取るために昼寝に突入した。

夜になって、道後温泉本館に向かう。外湯の道後温泉本館には、大衆浴場のように
広々とした神の湯と、少しこじんまりとした浴場の霊(たま)の湯があり、
私はどちらにも入ったことがある。近くの温泉宿に泊まるツアー客が、夕食前に
大量に押し寄せるのは神の湯の方だ。

さて、「今日はどっちに入ろうか」と少し悩んだけれど、ちょうど6時過ぎ。
台風11号の影響で中止になったツアーが多く、比較的空いている様子ではあった
けれど、ここはノンビリ入りたいと思ったので霊の湯にしてみた。

風呂好きの友人と入ると、長風呂になる。道後温泉の湯は少し熱めで、それほど
癖のない、少しだけ肌がヌルヌルとする透明な湯だ。ずっと浸かっていると熱い
ので、半身浴をしながら、友達と雑談をして過ごした。

気がついたら1時間経っていた。あぁ、入浴後のお座敷での休憩時間も合わせて、
1時間までの券なのに。(笑) 苦笑しながら2階の座敷に上がる。

浴衣姿で座敷に座り、お茶と茶菓子を口にしながら、夜風に吹かれるのは最高に
気持ちいい。これで畳にごろっと横になれたら、もっと気持ちいいだろうなぁ。
もし畳に寝転がりたかったら、3階の個室の休憩所を選ぶとよい。


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