気分転換に出かけようかと思いながら 傷ついた自分を甘やかす。 ベッドで過ごすだらりとした時間。
ぼんやりと天井を見つめていると とてつもない虚しさに襲われる。 ずっとひとりでいる寂しさと、 いつまでたっても報われない恋。
終電を逃がした私を迎えに来てくれた人。 春になったら同じ会社で働く同期。 7年ぶりに再会した中学の同級生。 相変わらず謎に包まれたままの気になるアイツ。
ケータイには何人もの男のコの名前があって、 みんなそれなりに好意は抱いているけれど 「友達」の域を越えられない。
あせっているわけじゃない。 でもやっぱり、誰かに寄りかかりたい。
|