LOVE ME

2001年02月24日(土)  ロンドン2日目


友達が体調を崩して、お昼すぎまで部屋にいる。
午後からセントラルでお買い物。
アフタヌーンティーのあと、またすぐ部屋に戻る。
最後の夜だというのに、二人そろって調子がおかしい。
きっと疲れのせいだろうけど。

友達が眠っているので、私も夕食を見送る。
彼らが戻ってきたら、一緒に食事に行こうと思い、
ドアの隙間から部屋に手紙を差し入れておく。
それも虚しく、彼らが戻ってきたのは夜中だった。

彼らが来て、ひとりが私たちの部屋の床で寝てしまった。
そしてもうひとりが来て私の友達を連れていき、
私は思い出したように荷物の整理をはじめた。

ベッドにいた彼は、私を強く抱き寄せた。
そして、何度も唇を重ねた。

床の片隅で眠る彼の仲間がいなかったなら。
部屋が私たち二人きりだったとしたら。
私たちはどうなっていたのだろう。


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