君に会うのはどれくらいぶりだろう?ハーバーに行くたびにいつも探していた姿。わたしのこと、おぼえてる?海の上でもそっと君を追っていた。追いつけるはずなんてないけれど、ずっと見ていた。トップ集団、まぶしい太陽。シャワーを浴びて走って行く。あの人と、BMWと、そして、君。新人の彼もカッコイイと思った。けど、やっぱりわたしの意識は君に向く。狭い車内、響く声、絶えない笑い。もっと、君のことが知りたい。恋の予感かどうかはわからないけど。