LOVE ME

2003年08月23日(土)  致命傷?


わかっていたことではあったけれど。
どこかで嘘だと思いたかった。

どうして気づいてしまったのだろう。
ただ、あの人の顔を見ないようにするのが精一杯。
何も気づかないフリをする、わたし。

こわくて振り向けない。
こわくて立ち止まれない。
どこまでも、どこまでも背を向けて歩く。

泣きたい思いを抱えて、
電車の窓に映る自分の顔をぼんやり見つめる。

わたしってどうしていつもこうなんだろう。

心地よい疲れがわたしを眠りへといざなっていく。
泣きはらさずにすむことは、不幸中の幸い。
夢と現実のはざまで浮遊する想い。


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