もう何度思い描いたかわからない。あなたの隣りを歩く自分の姿。1ヶ月前の感覚を思い起こす。身長差から生まれる心地よい距離感。わたしを見下ろす涼しげな目。よく透る声。ずっとわたしのものならいいのに。あなたに誇れる自分でありたい。あなたに恥じない自分でありたい。あなたにふさわしい人間でありたい。どうかあなたの想いもわたしにありますように。何度も何度も、青空に祈る。春の風が吹いて、あなたを、想う。