自分の感情が自分でよくわからなくなって その焦りをどこにぶつけたらいいのかわからず 苛立ちだけを持て余して、泣きたくなる。
大音量で流す音楽と 窓から吹き込む風。 対照的すぎて、なんだかおかしい。
自分をなぐさめるために火をつけたインセンスからは 煙草によく似た薄紫色の煙が立ち昇る。
乱れる紫煙はまるでわたし自身のようで 見つめていると悲しくなる。 行き場をなくした、わたしという人間の感情。
カーテンの隙間からのぞく青空には雲ひとつ見当たらなくて それがたったひとつの救いであるような気がした。 けれどそれも一瞬で また腹立たしさと哀しさが渦を巻いた。
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