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仕事アンダー・ザ・グラウンド - 2001年03月17日(土) 電車の一番先頭に乗って運転席をながめていました。 桜通線ですけど、どうやらワンマンらしく扉の開閉も運転手さんが やってました。 モニターがついていて駅の近くに来ると昇降客の状況が すべて映し出されるようになっているのです。 これで人件費を削ることができるのですね。 そんなことはどうでもいいけど 電車のスピードは常に70キロに保たれていて 駅に入っていくと「停車位置」と書かれたプレートのところに ぴたりと止めて 扉の開閉をして 地下鉄だからもちろん暗くて 何が言いたいかって、こんな仕事、オレにはぜったいできん。 ホント、運転してるとこ見てたらそんな悲しいルーティンワークを 黙々とこなす運転手さんに思わずリスペクトでした。 地下鉄の駅と駅の間なんて1〜2分しかかからないけど その1〜2分おきに同じことを繰り返す運転手さん。 はたして彼は電車の運転手にあこがれちゃったりしてその職業に就いて 今、後悔してないかな、とか 楽しみといえば駅に入っていくときに電車の起こす風で スカートめくれちゃったりしねーかなとか期待するぐらい なんじゃないの、とか 余計なこと考えちゃいました。 彼の仕事が、ま、そんなつまんない仕事ではあるけど 社会にとって必要かといえば なんとなく、あのくらいなら、今のテクノロジーなら 無人で出来るようになっちゃうような気もするし。 なんて悲しい職業なんだろう。 それにひきかえ、僕の今の仕事は変化にとんでいるし いろいろな出会いもあるし、恵まれているなあ、と思う。 なんか、全国の地下鉄運転手のみなさん、ごめんなさい。 -
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