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ダイヴ・イントゥで自分・イントゥ・無 - 2001年04月23日(月) 少し疲れがたまってきた。 温泉にでもいきとうございます。 今日うかちんが温泉の硫黄臭さがいやだと言ってたけど 僕は大好きなーのーでーすー、とーめーにんげーん。 箱根の小涌園に泊まったときはサイコーの気分だったなぁ。 それで、温泉はあの成分が酸化した赤茶けたお湯のとこ、あれがいい。 なんか、視覚的に体によさそうな気がしてさ。 しかもうんこしてもわかんないし。 海にも行きたいな、潜りに。 海の水は本当に癒される。 僕がダイビングをやる目的は、魚みたいとか珊瑚キレーだなとか そういう理由よりも 海水に体を浸したい、というのが一番の理由かもしれない。 あんなに気持ちのよいことは他にない。 その理由を母胎回帰願望を満たすためだとか 人間が(人間としてではないけど)海で生活していたころの 太古の記憶を思い出すからだとか いろんなことが言われるけど、 僕の場合は「無」になれることが 気持ちよいと感じる理由になってるんだと思う。 地上にいると、体重を感じるとか、他の人間とすれ違うこととか においを感じるとか、いろいろな理由で自分の「存在」を感じてしまうけど 海中では海水に自分の体が溶け込んでいくような感覚だったり 人間の気配を感じないことだったり 特にスキンダイビングでは呼吸をしないことだったりで 自分は海の一部で、自分は自分ではなくて、自分ではないということは 「無」なんだということなんだけど、 「無」であることの解放感というか、それがなによりもキモチイイ。 ということはダイビングは一番の現実逃避の方法なのかもしれない。 -
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