SprengerDiary

2004年02月13日(金) Aも出来るB

▼うーん、季節はずれの新社員募集を行った結果、学校の事務からわけのわからん電話がかかってくる。
「Bが出来る生徒がいるんですけど、どうですか?」
「あ、いや、うちはAが出来る人が欲しいんです。Bは関係ないので」
「じゃあ、Aも出来ます。Aも出来るBならどうですか?」
「Bも出来るAなら考えるんですけど……」
メインの職種はあくまでAなんだから、Aをおまけにされても無理。Bであんな固定給出せる会社、この業界のどこにあるんだ。潰れてまう。
▼「姫椿」浅田次郎/文春文庫
馬苦馬苦言ってる方に薦められた浅田次郎も、はや数冊。短編はそろそろ網羅か。八つの短編で構成された本書。浅田次郎短編のいいところは、だいたい一つか二つはお気に入りがあるところ。で、当の本書で言えば、これが無い。浅田次郎だからといってお涙頂戴を期待していたわけではないけど、本書でしみじみと思ったのは、お涙頂戴が無いとつまらない、といったところ。まだ長編は一冊も手を付けていないからなんとも言えないけど、短編で浅田次郎の力量が発揮されるところは、泣かせどころ。逆にいえば、泣かせどころの無い浅田次郎短編は、抜きん出たものが無い、凡作だと思う。ただ好みだけで言えば「マダムの咽仏」は割と好きな作品。とりあえず、次は壬生義士伝に挑戦予定。
▼澁澤龍彦の「ねむり姫」を読みながらうとうとしていたのが午前10時ごろ。気づけば午後7時。寝すぎ。何か仕事に変更が無いか尋ねてみると、変更だらけ。とりあえず上がっている分のチェックを済ませ、さあUOでもして遊ぶぞと思った矢先、データ転送が出来ないとのトラブル。先方さんがやり方をわからなかっただけだったけど、おかげでサーバー容量が限界に近づいていたことを確認。とりあえず、一番領域を取っていた自分の部署のデータを捨てる。わ、8割空いた。
▼今度こそはとUOに赴くと、どのダンジョンも満員御礼。金曜日の夜だと気づく。仕方が無いのでせっせとスキル上げ。だるい。あとちょっとでGMになるのに、そのちょっとが恐ろしく遠い。
▼仕事の変更が形を見せだす。とりあえずモノを持ってきてもらうことになったけど、どうも三回に分けてくるとの事。朝、夕方、夜。綺麗に8時間ずつずれてくれているので、寝る時間が取れそうも無い。とりあえず朝一チェック。一箇所リテイク。現在納品準備中。まあこう言っちゃ悪いけど、自分の関係した作品だけは無事放送されてくれれば問題なし。おかげさまで今日こそ本放送見れそうだ。普通寝てるよ、実際。


 < 過去  INDEX  未来 >