昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
午前6時半起床。震える寒さ。ここ数日、ストーブをたきっぱなしだ。また灯油がなくなりかけている。お弁当のためにハムを焼く。今週はもらったハムやらソーセージを淡々と食べつづけている。亜硝酸ナトリウム堆積中。
仕事。今週は比較的ヒマ。午後からWさんと打ち合わせをした。先週末、出張で東京に行っておられたらしい。浅草にTSUTAYAが出来ていましたよ、へえそれは良かった、いやあ別に良くはないですが、あのーTSUTAYAの会員カードは全国どこのTSUTAYAでも使えるらしいですね、へえそうですか、でも浅草店で借りたら浅草店に返却しないといけないんでしょうね、そりゃあそうでしょうなそこが不便ですな、あ雪みたいなのが降ってきましたよ、ああほんにほんに、とか何とか、どこか寝ぼけたような話をする。ご隠居さんみたいだ。
マフラーグルグル巻きにして自転車で帰宅。今日はまっすぐ帰ってラジオでニュースを聞きながらごはんを作る。Tが天牛堺の580円均一台で杉本秀太郎の本を見つけてきてくれたので、お金を払う。古今東西の絵画に関する随筆集。何となく探していたので嬉しい。
ごはんを食べながら、テレビでやってた「A・I」を観る。Tは公開当時に映画館で観ていて、アンタが観たらきっと怒り出すからやめた方がいいよ、と止められたのだが、ついつい観てしまった。途中までだけど。 やっぱりダメだった。冗長。無駄なエピソードを並べ立ててグネグネと引き伸ばして、良い話にしよう、良い話にしようと努めるのは一体何故なんだ。なんでもっとクールになれないの?観客がそんなに信用できないのか。画面から感動を強要されている気がする。権力的なものを感じる。最近のスピルバーグとは根本的な何かがどうもかみ合わない。
怒り疲れて、リビングで午前1時まで寝てしまう。お風呂に入って少々本を読んで就寝。今読んでいるのは矢田津世子の「神楽坂・茶粥の記」。
・購入物:杉本秀太郎「絵 隠された意味」(平凡社) 古書
・朝食:雑煮(大根と三つ葉入り) 昼食:お弁当(ハムステーキ、レンコンとゴボウの煮物、卵焼き、ごはん) 夕食:豚肉と玉ねぎのトウバンジャン炒め、ジャガイモの醤油煮、大根と人参の味噌汁、麦酒、紀ノ川漬、ごはん)
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