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壱カ月昨日明日


2005年03月09日(水) 脳みそからウニ

 快晴。洗濯物をズラズラズラと干していく。うちのベランダは南西向きだから、今日の天候ならすぐさま乾いてしまうだろう。
 昼日中に道を歩いていると、そろそろ紫外線というものに気を配るべきなのではなかろうか、と思う。思うけれども、特になにもしない。思うだけ。これやっといたほうがいいな、しといたほうがいいな、すましといたほうがいいな、と考えはするけれども、考えるだけでなかなか実行できないのはなんでだ。怠慢か。

 終業後、ジュンク堂に行って「文学界」を買った。毎月「文学界」を買ってしまう、という、恐れていた事が現実になりつつある。買ってパラパラ読んでから、別に買うほどのことはなかったような気がしてくる。物事に気づくのはいつも後から。
 収録されている石田千のエッセイと、キレイにつるんとまとまったような印象の山田詠美の小説を読んだ。面白くないわけではないけれど、面白いと感じることと好きだと思うことは、似ているようでやっぱり違う。
 『車谷長吉氏への25の質問』より。
 『いまこの世から消えてなくなって欲しいものを三つあげてください。』
 車谷長吉氏の答え。『長嶋茂雄、読売巨人軍、あとはなし』
 だってさ。馬鹿だねえ。

 書いてもしょうがないからもう黙って辛抱しておくのだが、今日は仕事でなにやらかにやらまあ次々といろいろあって、頭が誠にくたびれた。自転車こぎつつ、本日の晩ご飯の献立を考えるも、なーんにも思いつかない。脳みそが頭の内側に張り付いて動かない。献立のビジョンがわいてこないのは疲れている証拠なので、作るのを諦めて近所の中華料理屋へ。八宝菜が妙に味が濃くて、後から喉が渇いてしょうがなかった。

 夜。本棚から林哲夫「古本スケッチ帳」と「カモイクッキング」を出してきて読む。

・購入物:「文学界」4月号(文藝春秋)

・朝食:バタートースト、トマト、珈琲
 昼食:お弁当(鶏ムネ肉のみそ焼き、蒸しジャガイモ、卵焼き、ごはん)
 夕食:近所の中華料理屋さんで。八宝菜定食(シュウマイ、スープ、ごはんつき)、麦酒


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