昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
夜、文楽劇場に『引田天功スーパーイリュージョンショー』という、わけのわからんものを観に行った。仕事関係でまわってきたチケットらしく、ヒマだったら一緒に行って、と、昨夜友人に誘われて、ヒマだったし、タダだったし、もしかしたら面白いかもしれん、と思って行ってみた。観てみると、まあ、面白くなかったわけだけど。 イリュージョン、とは名ばかりで、箱に入ってナイフを刺してみたり、胴を切ってみたり、ちょっと宙に浮かんでみたり、おそろしく旧式の手品で、しかも進行がトロくさく冗長なので、途中何度もウトウトした。ステージは安手のキャバレーのようなピンクや紫の照明と、こけおどしのレーザー光線で始終チカチカしてて、その下で引田天功の弟子のマジシャンたちがガンガンとうるさいだけの音楽にあわせて手足をヒラヒラさせて踊っているのが、悪い宗教団体みたいだった。 実際にマジックをするのはホストくずれみたいな弟子達で、引田天功は特になにをするでもなく、時折でてきて下手な踊りを踊るだけだった。楽な商売だ。客席から見る限りスタイルがよく、目はバチバチで、皺ひとつない。引田天功って何歳なん?、と横で口をぽかんと開けてみている友人に聞いてみる。さあ、年齢なんてないんじゃないの、とのお答え。なるほどね、年齢なんてどうでもいいよね。
ひどいもんだったが、何とか最後まで観た。友人が取引先の人に挨拶に行っている間、一人で難波まで歩き、タワーでンデゲオチェロの新譜と、公開を楽しみにしている映画「永遠のハバナ」のサントラを買った。 タワーの下の無印で友人と合流し、近くの居酒屋でごはんを食べて帰る。私の誕生日が近いから、というので、ビールを3杯おごってくれた。34歳になる、ということについて少し話す。34歳というと、なんか年をとったなあ、という気もするが、見た目は34歳には見えないからいいよね、というような話。友人によると、私はどこからどうみても「年齢不詳」らしいので。引田天功とおんなじだ。これからも多くの人の頭を混乱させていきたいと思う。
午前0時ころ、帰宅。疲れたー。それでも夜中にカレーを作る。これも明日の楽しい食事のためだ。でも、今日はホントに疲れた。 ・購入物:Meshell Ndegeocello「the spirit music jamia」(universal music) サントラ「Suite Habana」(Action)
・朝食:バタートースト、珈琲、目玉焼き、ヨーグルト、はっさく 昼食:お弁当(ミニトマト、人参とゴボウのゴマサラダ、ほうれん草のからし和え、ウィンナー、ごはん) 夕食:居酒屋で。ビール、焼酎、焼き鳥、刺身、サラダなど。何を食べたか細かいことは忘れてしまった。
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