昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年03月21日(月) 庭先に桃の花

 振替休日の月曜日。本日行ったことや心象風景など。 

 午前中。
 10時起床。天は青空一色。よく晴れている。ラジオのニュースによると、今週晴れるのは今日だけで、あとはほとんど雨か曇りらしい。ホンマかいな。と疑いつつも、洗濯物と布団、クッションとブランケットをベランダいっぱいにバアーッと景気よく干す。
 朝ごはんにじゃがいも餅(略して「じゃが餅』)を作る。蒸したジャガイモをエイエイとつぶして塩コショウとバター、片栗粉少々を混ぜ、手のひらサイズに平たく丸めてフライパンで焼くだけ。チロッと醤油をかけるとまた旨い。炒めたミンチ肉とかを入れるとごはんのオカズにもなります。
 食後、近所に市民検診の予定表を配って歩き、回覧版をまわす。

 午後。
 音楽をかけて掃除。先週サボったので比較的念入りに。掃除機をかけて目につくあたりをチョイチョイと拭き、台所とトイレとお風呂を磨いたら飽きた。
 Tが本の整理をやりだしたのでそれを眺める。眺めながらほうじ茶を淹れて飲む。ほうじ茶を飲むことも「海辺のカフカ」を読んで影響をうけたことのひとつ。登場人物のナカタさんという人が、いつも熱いほうじ茶を水筒にいれて持ち歩き折にふれて飲んでいるのが美味しそうだったから。「海辺のカフカ」には、ごくごくシンプルに言って、とても感動させられた。村上春樹の書いたものを読んで心が熱くなったのは、ほぼ15年ぶりくらいだ。全然期待していなかったのだが、まあなんでも読んでみなければわからないものだ。
 『カフカつながり』で、「流刑地にて」を再読し、池内紀「となりのカフカ」を読み始めた。
 そのうちTが、電池切れた、と青い顔をして言いだしたので、自転車に乗ってモスバーガーに行った。Tはお腹が空くとゾクゾク寒気がし、フラフラし、声が出なくなり、何をする気も起こらなくなるそうだ。私の頼んだチリドッグも半分あげる。食べた後、スーパーで晩ご飯の買物もしておく。

 夕方。
 宅配野菜の整理と夕食の準備をしながら、NHK-FMの萩原健太のラジオを聴く。長いこと続いていたこの番組が今日で最終回だと知って、愕然とする。ラジオ番組はいつも突然、そしてけっこうあっさり終わる。とても寂しい。毎週聞いていたわけでもないラジオの番組がひとつ終わるということが、なんでこんなに寂しいんだろうと思うくらいに寂しい。こういう時、自分の生きにくさを感じる。

 夜。
 本の整理の続き。ダブって買っているものやもう読まないと思われるものを紙袋につめていく。Tが職場に持っていって、欲しい人にあげるのだそうだ。どうか望まれてもらわれていってほしい。元気で暮らせよ。雑誌、マンガも含めて30〜40冊ほどまとめる。
 日曜日の日記を書く。友人Kより電話があり、15分ほど話す。明日会う約束をする。

 夜中。
 柴崎友香「ショートカット」を読んでしまう。短編集。『やさしさ』という話が好き。遠く離れたところにいて、誰かをおもったり、おもわれたりすることの「やさしさ」。
 午前1時ころ就寝。

・購入物:なし

・朝食:じゃがいも餅、ほうじ茶
 昼食:モスバーガーにて。チリドッグ、サラダ、珈琲
 夕食:豚キムチ、ゴボウと人参のゴマサラダ、レタスとトマトのサラダ、ほうれん草のからし和え、ごはん、麦酒


フクダ |MAIL

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