昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2006年03月12日(日) 流離の憂い

雨の日曜日。このところ雨が多い。
朝食にほうれん草とツナのパスタを作り、パンを焼いて珈琲をいれて、リンゴをむいて食べる。
松田正平を特集している『新・日曜美術館』を観るともなく観ていたら、洲之内徹が出てきて驚く。話しているところをはじめて見た。いかにも女にもてそうな人。こんなモノに引っかかったらタイヘンなことになると思う。でもみんな自ら進んで引っかかりにいくのだろう。甘美な地獄もそれはそれでまた良し。

無心に掃除をおこなう。ただひたすらひたむきに。
本の整理を1時間だけする。本の整理は、時間を限らないといつまでも際限なく続くから。枕もとに置いている本箱に、ペソアとかセネカとかなんとかとか、寝る前によく読む著者の本を移動させておく。いつでも手にとれるように。

午後から心斎橋まで整理した本を売却に行った。荒木やナン・ゴールディンの写真集をたくさん持っていったせいか、10000円と少しになった。
本町近くのうどん屋さんで、いなり寿司3つとハイカラうどんを食べた。580円也。
うどんを食べている間に、雨は降り止んだ。

晩ごはんは、かやくごはんを炊いた。それから湯豆腐とチンゲン菜のおひたし、高野豆腐と椎茸のたき合わせ。食後にみたらし団子。

夜、辰巳浜子『料理歳時記』(中公文庫)を読む。


フクダ |MAIL

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