昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2006年03月13日(月) 退屈ならそれもまたGOOD

どういうわけだか、雪が降る。三月も半ばになって、こんなに寒くなるなんて思わなかった。
朝食はトースト、珈琲、ほうれん草と卵のソテー、リンゴ、ヨーグルト。

お昼前から、ますます強く雪が降ってきた。ちょうどわたしが外出していた時間帯にあたり、御堂筋で目の前が真っ白になった。わたしが外に出ると雨やら雪やらが親の敵のごとく降ってくるのは何かワケがあるのでしょうか。
雪にまみれて会社に帰り、遅い昼休みをひとりでとる。
お弁当は、塩鮭、昆布豆、ほうれん草の胡麻和え、梅干とカツオをゴチャッと混ぜ合わせたもの、ごはん。デザートにハーゲンダッツのチーズケーキアイスをカップ半分食べる。身も心も凍りつきそう。

夕刻、旭屋で本を見る。4階でパステルナークの最後の詩集『晴れよう時1956-1959』を立ち読み。
『愛 といふ言葉は月並みね  きみの言ふ通りだ
 わたしは別の呼び名を考へ出さう
 お望みとあらば わたしは全世界を すべての言葉を
 きみのために名づけ変へよう』
これを読んで、あかん、と思った。これは手に入れておかなあかん、って。この詩集とあわせて、『早朝列車で1936-1944』も一緒に買い、急いで家に帰った。早く他の詩も読みたかったから。

夕食。ジャガイモのひき肉ソース、小松菜のマスタード和え、マイタケと豆腐のみそ汁、ごはん。

夜は、念願どおりパステルナークをじっくり読んだ。心酔。


フクダ |MAIL

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