昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2006年03月14日(火) 鏡像

人生が自分だけのものである時間はほんとうに少ない。
と、パステルナークを読んでいると、時々思う。

朝食。トースト、オムレツ、ヨーグルト、珈琲、りんご、バナナ。

最近、6時前には起きている。少なくとも6時半までには台所にいるようにしている。この日はたしか、5時すぎに起きた。朝食とお弁当を作ってしまったら時間があまったから、テレビをつけて番組にあわせてラジオ体操をしてみた。数年ぶりに「手首の運動」というのをやった。小学校の夏休みを思い出して、少々切ない気分になった。思い出す夏休みの風景はたいてい8月25日から後で、どれも全部終わりかけだ。
教訓。ラジオ体操は真剣にやると疲れる。

弁当。ウィンナーいため、人参のキンピラ胡麻まぶし、昆布豆、梅干、ごはん。

職場で、ホワイトデーだから、と、アップルパイを一切れもらう。ホワイトデーとアップルパイにどういう関係があるのかわからない。興味もないから聞きもしなかった。少しだけでいい、と言ったら、舌が切れそうなくらいに薄いのがデスクに置いてあった。シナモンの味がした。ニッキの味、とも言うが。

夕食。小松菜と人参の焼そば、セロリとトマトのサラダ、ビール。

夜、9時頃、ガソリンスタンドまで灯油を買いにいった。861円。部屋を暖めるにも金が要る。この冬最後の灯油になればいい。
NHKの『知るを楽しむ』という番組で、吉増剛造が柳田国男について語る、というのを見る。

何をどうしていいかわからない日々が続く。そのうち「いいこと」あるよ、と言い聞かせてどうにかやってはいるが、「いいこと」っていったい何なのか、それすらよくわからなくなってきた。


フクダ |MAIL

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