昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2006年03月18日(土) 痛痒

「ウィークエンドサンシャイン」を聴きながら朝食。オーネット・コールマンにしびれる。
朝食。トースト、ツナオムレツ、ヨーグルト、バナナ、珈琲。

お墓参りのため、実家へ帰る。車で宇治まで、母と毎度おなじみの珍道中。曇り空に寒風のおまけつきで、終日ひどく寒かった。
お墓に着くと同時に雨が降ってきて、母に急かされつつ、墓掃除をした。はい数珠数珠、早く線香つけて、さあさあ手早く拝んで、はい南無阿弥陀仏〜、などと、雨にかこつけて母はわりといい加減だった。隣の墓に供えてある蜜柑が腐っていたのもなんとかしたかったが、他所のは放っておきなさい、と母が言うので、そのままにしておいた。あのまま雨にぬれてさらに腐り、カラスにさえ見向きされなくなるだろう。

宇治まで戻り、寿司で昼食をすませてから、車の中で茶だんごを食べてお茶を飲んだ。天気から父の悪口、それから野球の話になり、なぜか仰木前監督の話になった。
仰木さんが亡くなった時、アンタがどれほどショックがってるやろうかと思って、お母さんすごい心配しててん、えらい悲しんでるやろうなあと思ってさあ、と母がしみじみと言ったので、へえ、とすこしビックリした。
高校生くらいの頃、懸命に近鉄という野球チームを応援して、「10.19」の試合の後しばらく立ち直れなかったり、休みになるといそいそと藤井寺球場に野球観戦に行っていたことなどを、当時母はさんざん馬鹿にしたり呆れたり時には怒ったりしていたけれど、わたしがけっこう真剣だったとわかっていてくれて嬉しかった。なんだか救われたような気がした。
それから黙々と茶だんごを2串食べて、家へ帰った。
途中、スーパーに立ち寄ったついでに、その近所にあったブックオフをのぞき、庄野英二『にぎやかな家』(講談社文庫)を100円で買った。解説は小沼丹。

実家で、いろいろと食料をもらい、大阪へ戻って晩ごはん。牛肉と玉ねぎの炒め物、トマトとアスパラのサラダ、ブロッコリーの帆立あんかけ、ビール、ごはん。

夜、ETVスペシャル『木村伊兵衛の13万コマ』を視聴。コンタクトを見るのが楽しい。
深夜の『村上信夫セレクション』という番組もビデオに撮っておく。


フクダ |MAIL

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