於徒楽的日記(OFF生活編)
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初盆の行事としてのメインである寺参、「施食会」行事を前に、故人に因む親戚を招いて昼食を共にし、想い出を語り合うのが習わしとのことで今回5組の血筋をお招きしていた。都合悪く欠席されたところもあるが、仕出し弁当を手配してお酒もふるまう。 お寺には初盆の家が優先されて配席。いきなり前で読経その他一部始終を見ることができたことになる。また、喪服も着物(留袖やね)で参列するのが初盆の特徴らしい。あれまござんせんことよ・・・洋式の喪服を着用しとりやした。 その後墓参するのだが、残念ながら雨。あと30分は待って欲しかった。なんとか線香を参列者に手向けていただいて、送り火らしいことはせずに帰途へ。 雷雨に煽られながら帰りは鯖街道を走る。京都に戻ってから、臥龍氏(ダンナ)の実家にて御詠歌・送り火という予定であったが、ここに来て疲れが出てしまい於徒楽はリタイア。翌日の仕事を考えての休養ながら、顔色もやや不良だったらしい。 この初盆を迎える前に「家」の跡継ぎとなる存在を宿していることが判明。そんな早い気づきも、帰りの雷雨も、何かの導きがあるのだろう、と思わずにはいられない。自分自身はクリスチャンだが、子供には実家の家督を伝えていかなければならない。まだまだ教わるべきことがたくさんあったのに、養母はすでに御霊となってしまった。こんな宿命を耐えることができる、と信じてくれているのだろう・・・。
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