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2003年06月13日(金) |
職人...気持ちを込める |
昨日の続きのようになるけれど,おばあちゃんの味で忘れられないものがある. 葱を酢と味噌と胡麻で和えただけのシンプルな料理. 名前を度忘れした...葱ぬたとかいっていたような記憶が...(T_T)
あれはおいしかった. 大人の食べ物のような感じだが,子供のころから大好きだった. なんていっても味噌が手作りだからだ.
ぼくの実家のオリジナル味噌. さすがに,実家では作り手がいなくなってしまったので,オリジナルはもうない. でも,手作りでつくっているところをみつけて購入している両親. それをぼくはもらっている. 知人に味噌を作っているひともいる. たまにそこから買ったりもするが,少々高い.
なので,市販のものはどうも舌に合わない. というか,そういう舌ができあがってしまっているみたいだ.
工場のラインでできるものはどうもなぁ...と思ってしまう. 味もさることながら,「心」というものや「熱意」が感じられないからかな. こだわりというものもあるだろう.
手作りであるということ. 大事であり,すごいなと...
そんなわけで,ただいま就職活動中. 映像,映画に対する心や熱意を感じてもらいたいと... 作文を書いている,手書きでね. いわゆる志望動機みたいなもの.
映像だって,映画だって,今はCGがすごいけれど,creatorの手が作っている. 人間の手が作っている...手作りなんだと.
そこから生まれるものに自分の気持ちとか,こだわりとか... どれだけ込められるだろうか. 眼と耳と手と脳,いや,からだすべてと五感と心が融合されたもの. そこに閃きや五感以上の力が加わって... いいものとか,すげぇって思わせるものをつくりたいね.
あのひとの予感と期待と願い,そして自分を信じて, よちよち歩きからだけれど...はじめる.
★ 職人(しょくにん) 手先の技術によってものを製作する人.
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